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【瀬戸健太郎】--幼馴染み2-- ページ43

「あーAちゃん、いるかな?」

「ほら、噂をすればあんたの好きな先輩だよ」

「....うん」


ドアに手をかけながら先輩がにこやかに私を見つめた。


「これからちょっと時間あるかな」

「え!あ、はい」

そうして私は先輩について行った。









〜教室では〜

「瀬戸くん、起きてるんでしょ?行かないの?」

「....」

「これは女の勘だけど、悪い予感がしてならないんだよね」

「....女の勘ってやつは知らないが、悪い予感がするのは俺もだ。行ってくる」

「行ってらー」









「あの....先輩....?」

どうしてこうなった?

壁と先輩の間に挟まれて動けない状態にある私。


「Aちゃんてさ、俺の事が好きなんだって?」



先輩がそう言った途端、私の心臓は大きく跳ねた。
ときめきとかの類じゃない。


図星と....


「そうなら俺、付き合うよ。Aちゃんって、かなり俺のタイプだし」


妖しく笑う先輩に対しての恐怖。


先輩が顔を近づけてくる度に香る香水の匂いに逃げたくなる。


ヤバい....本能的にそう感じた。


先輩は私の両腕を押さえつけ首に顔を埋める。


ゾワ


鳥肌が立つ。
涙で視界が歪んでいく。




(嫌だ....健太郎....誰か、助けて!)




漫画の様な展開になる筈ないのに健太郎が来てくれる事を期待してしまう。






ホントに助けてよ!






「健太郎!!!」

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ルル - 花宮かわいいいいいいいいいいε=ε=(ノ≧∇≦)ノ (2017年2月20日 1時) (レス) id: 84ccd8ab84 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - メイミさん» 有難うございます!続編の方で書かせていただきますね! (2014年9月1日 18時) (レス) id: d13c5b8c4a (このIDを非表示/違反報告)
メイミ - いいです!構いません!ずっと待っております!!更新がんばデス!! (2014年9月1日 8時) (レス) id: 6f781f7990 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - メイミさん» リクエスト有難うございます!了解です!でも遅くなってしまうかもしれないんですが、大丈夫ですか? (2014年8月31日 16時) (レス) id: d13c5b8c4a (このIDを非表示/違反報告)
メイミ - 原くん可愛い!!嫉妬とか可愛すぎる!!リクいいですか?原くん、古橋くをお願いします!どちらも甘系でお願いします! (2014年8月30日 23時) (レス) id: 6f781f7990 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2014年3月31日 18時

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