【花宮真】--他人の不幸は蜜の味-- ページ15
ユキ様リク
==貴女side==
私は今まで花宮がフってきた女の子をたくさん見てきた。
花宮が女の子をフる時は決まって『素』で、
猫かぶりの花宮しか知らない女の子は、その本性に驚いて泣きながら逃げ出す。
「ありがとう。君の気持ちは嬉しいよ」
「花宮くん///」
「何て言うわけねぇだろ、バァカ!」
「え....」
「テメェみてぇのに告白されて嬉しいわけねぇだろ」
「そんな....」
....と言う風に。
だから花宮に恋しちゃいけないとは思ったんだけど....
恋、してしまった。
それはもうバッチリと。
バスケしている姿がかっこいいなって。
でも結局私も外見だ。
他の女の子達と変わらない。
私はウジウジするのは嫌いだし、さっさとフラれて諦めよう。
そんな気持ちで告白してみた。
『その、前から好きだったんだよね....』
直接は言えなくて、SNSで告った。
『は?お前、マジで言ってるわけ?』
『マジで』
『やばっ、スゲェ嬉しいわ』
で、きっとこの先は
「何て言うわけねぇだろバァカ!」って言うと思ってた。
だけど....
『じゃあ、これからよろしくな!』
なんて。
え。
それ本気?
『え?』
『は?』
何てやり取りをしたけど、花宮も『マジ』なようで、私達は付き合うことになったらしい。
正直、実感湧かない。
でも....
「おい、A!帰るぞ」
花宮との距離は近くなって、それが付き合っているという証明だった。
手を繋いで、夜には電話やメールをして、休日にはデートもして。
楽しかった。
....でもそれが花宮の策略だったなんてね。
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ルル - 花宮かわいいいいいいいいいいε=ε=(ノ≧∇≦)ノ (2017年2月20日 1時) (レス) id: 84ccd8ab84 (このIDを非表示/違反報告)
棗(プロフ) - メイミさん» 有難うございます!続編の方で書かせていただきますね! (2014年9月1日 18時) (レス) id: d13c5b8c4a (このIDを非表示/違反報告)
メイミ - いいです!構いません!ずっと待っております!!更新がんばデス!! (2014年9月1日 8時) (レス) id: 6f781f7990 (このIDを非表示/違反報告)
棗(プロフ) - メイミさん» リクエスト有難うございます!了解です!でも遅くなってしまうかもしれないんですが、大丈夫ですか? (2014年8月31日 16時) (レス) id: d13c5b8c4a (このIDを非表示/違反報告)
メイミ - 原くん可愛い!!嫉妬とか可愛すぎる!!リクいいですか?原くん、古橋くをお願いします!どちらも甘系でお願いします! (2014年8月30日 23時) (レス) id: 6f781f7990 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:棗 | 作成日時:2014年3月31日 18時