君の隣で【高峯翠】 (ページ5)

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｢おはよう！おっ！みんな揃ってるな！｣

少し遠くから流星隊のリーダーである
守沢先輩の声が聞こえた
先輩の声はよく通るな…

｢おはようございます…｣

守沢先輩の隣には、まだ眠そうな高峯くんが
居た

｢あれ…今日はあんず先輩じゃないんっすか？｣

｢おう！今日から流星隊のプロデュースをしてくれる海宙だ！｣

｢よっ、よろしくお願いします！｣
あー！噛んじゃったよ！！！
会いたいとは思ってたけどいざ会ってみるとどうゆう態度とればいいのか分からない！

｢よし！早速練習を始めるか！今日は２人1組で練習しようと思う！深海と仙石、俺と南空、そして高峯と海宙でいくぞ！｣

ええー！まじすか！先輩！まじすか？！←
どうしよう…:(´◦ω◦｀):

｢よし！じゃあ取り敢えず三十分後にここに集合な！解散！｣

｢はーい｣
みんな一斉に返事をした後パラパラと練習場所へ行ってしまった

どうしよう:(´◦ω◦｀):

｢あ、えっとよろしくお願いします…｣
高峯くんが、すこしおどおしながら
話かけてくれた

｢あっ！うん！こちらこそ！えっと、じゃあ練習始めようか！｣
私はすこし焦りながらバッグの中から練習内容を取り出そうとした

｢せっ！先輩！それは！｣
高峯くんが、私のバッグに着いたキーホルダーキラキラした目で見つめている

｢あ、私ゆるキャラが大好きで、これは今一番大好きなぽむりんって言うキャラクターなんだ！｣
しまった！！ヤバイ！ちょっと語っちゃったけど高峯くんこんな話興味ないよな…

｢俺もそのゆるキャラ超好きっす！！！しかもそのキーホルダーって限定品のですよね！｣
興味あったみたいです←
高峰くんがキラキラした笑顔でこちらを見ている…こんな顔をするんだな…純粋に可愛いって思ってしまった。

｢高峰くんもゆるキャラ好きなんだね！！このキーホルダー保存用にって2つ買ってるけど１つあげようか？｣

｢いいんですか！嬉しいです！ずっと欲しかったんで！じゃあ俺も今度お気に入りのゆるキャラショップ紹介するんで…えっと一緒に行きませんか？｣
高峰くんが少し恥ずかしそうに下を向いた

｢ほんとに？もちろん！じゃあ今度連れて行ってくれる？｣
私の答えは考えるより早く口が動いてた

｢はい！もちろんっす！｣
下を向いていた高峯くんはまたキラキラした笑顔でこちらを向いた

｢よし！じゃあ練習始めようか！｣

高峯くんとの約束が出来てほんとに嬉しい！
でも、高峯くんへのこの気持ちに気付くのはもう少し先のお話…