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樹side
きょもは体育の先生に呼ばれて居残り、横ではAが「大我はまったくもう」なんて怒ってる
俺からすればAもきょももほっとけないよ
いつの日かぶりに2人きりで帰ることになった
『もうすぐ7月かあ』
「Aは雨と暑いのどっちがいい？」
『えーどっちもやだ 髪の毛ぼさぼさだもん』
「またそれ言ってる！可愛いよAは」
今年の春にきょもの紹介で出会った時からAはこんな感じで、きっと可愛いっていわれるのが好きなんだなって
そんな軽い感じで見てたのに
いつの日かきょもに 樹には話さなきゃね なんてAがなんでずっと変に拘ってるのか聞いたとき、
きょもの、真剣な目を見て あっこれマジなんだ って思って
じゃあ俺もきょもと一緒に守ってあげなきゃ なんて心に決めた
『ほくとくんはどっち好きかなあ』
「北斗？」
雨の音にとけ込むようにAがつぶやいた名前にちょっとびっくりして聞き返した
ああそういえば、体育祭のときも、てか最近も話してたっぽいし
横を見ると傘からチラッとのぞいたAの顔はちょっと赤くて、これさあ
「好きなの？北斗」
確かめなきゃいけない気がして Aごめんね
『ともだちだよ』
声ちっちゃ
「ほんとに友達でいいの？Aは」
『いいもん』
やっぱまだ切ない顔してて、これさあ、
北斗のこと好きなんじゃないの？
ここまで聞く勇気はさすがに俺もないけどね
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はむ(プロフ) - 翡翠さん» ありがとうございます！設定はこだわっているので褒めていただけて嬉しいです、今後ともよろしくお願いします (2022年2月5日 22時) (
レス) @page21 id: e9203654aa (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - 物語から設定までめっちゃ好きすぎます、！更新楽しみにしてます、！ (2022年2月1日 18時) (レス) @page5 id: 4d27a85535 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はむ | 作成日時：2022年2月1日 13時
