このお茶会に序章を! ページ34
安「あれ?毛利先生じゃないですか!それにコナンくんも!」
『コナンくん!なんだかお久しぶりですね!』
いまどういう状況なのか。
ここはどこなのか、元凶は1時間ほど前の零さんの発言から始まった。
降「病院にいくぞ」
『朝の第一声がそれですか』
零さんはもう既に起きていて、パソコンを構いながらコーヒーを啜っていた。
私はというと本当に起きたばかりで寝癖が付いたまま寝室のドアを開けた瞬間にそれだ。
びっくりするでしょう?
降「お前を留守番にするのはなかなかリスキーでな、ミステリートレインの時のようになるのはお前も危険だ。だから少しの間同行してほしい。」
『…で、病院、ですか?』
降「あぁ、ピースを集めに行く」
『?…わかりました?とりあえず顔洗ってきます。』
顔を洗ったあとしっかり顔を拭いてリビングに戻る。零さんが朝ごはんのバタートースト(この前の食パン使用)とミルクを出してくれたので手を合わせてからかぶりつく。
サクサクでなかはふんわりの食パンに香ばしいバターの香りがたまらない。
降「とりあえず、ナツキは大人しくしていてくれればいい。」
『む、じゃじゃ馬だと思われていたとしたら心外ですね。私は紅魔族唯一の封印者。ある意味最強なんですよ?』
降「封印されたのはお前のドジだろ」
『なんでしっかり覚えてるんですか』
冒頭に戻る。
するとたまたまコナンくんたちと出会ったというわけだ。
これはもう運命としか言いようがない。
コナンくんと私、ナツキは何かしらの糸で結ばれている…そう!情熱で強く灼熱の紅い糸と!!!
安「コナン君は前にもここに来た事があるって看護師さん達が言ってたけど、知ってるかな?楠田陸道って男…」
コ「誰、それ?知らないよ?」
安「実はその男にお金を貸してて返して欲しいんだけど…ホントに知らないかい?」
コ「うん!」
透さんはコナンくんのその答えを聞くとニヤリと笑った。
安「コナン君はすごいね。」
コ「え?」
安「大抵の人は自分の記憶に絶対的な自信はないんです。だから普通はNOという前に、その尋ね人の名前以外の情報を知りたがるはずなのに…」
だんだんコナンくんの顔は険しくなっていく。透さんはそれに比例するかのようにゲスい顔になっていく。
安「だから君はすごいよ!名前だけで知らない人だと確信できるんだから…」
『当たり前ですよ!コナンくんは凄いんですから!!』
153人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アミ(プロフ) - すごく面白いです! 更新楽しみにしてます! (2018年5月1日 0時) (レス) id: ee281039e8 (このIDを非表示/違反報告)
天ノ弱な月猫(プロフ) - 凄く面白いです!応援してます!更新待ってます! (2018年4月27日 21時) (レス) id: 5bf48274f0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな - とっても面白いです!更新楽しみにしています。頑張って下さい! (2018年4月26日 22時) (レス) id: a929515178 (このIDを非表示/違反報告)
十六夜椿(プロフ) - コナン君と一緒に寝ているのがいいと思います (2018年4月20日 23時) (レス) id: 039d7150dd (このIDを非表示/違反報告)
如月ミレイ(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらってます!凄く面白いです^ ^私は夢主ちゃんが工藤家で寝ている話が良いと思います。これからも更新頑張ってください! (2018年4月19日 17時) (レス) id: 327984e193 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:御坂ナツキ | 作成日時:2018年3月28日 13時