甘いヤンキー、藤井くん。

4話 ページ4

崇裕「1限目は質問タイムにしようかなぁ」








流星「おい、場所代われ」






「え、でも、俺の席」






流星「俺ここに座りたいねん」






そう言って私の前の席に





座ってニコニコしながらこっち向いて





頬杖をついた








貴「…ほんとにりゅーくんですか？」






大毅「えぇ！流星、



りゅーくんって呼ばれてんの！








かーわい！！！




俺は重岡大毅やで






しげって呼んでな」








流星「ほんま黙って」







望「りゅーくん♡」






流星「きもい」







貴「…りゅーくん




変わったね」







流星「Aめっちゃかわいい」







智洋「流星、甘いなAちゃんに」






流星「ん?好きやもん」







「「え？」」







"んふふ"って笑いながら






ずっと見にくる







貴「そんな見らんといて、」






智洋「北海道やっぱり寒かったん?」






貴「…うん、だいぶ寒かった」








大毅「なんでりゅーくんなん？？」






貴「…え?」






大毅「こんなヤンキーにりゅーくんって





呼ぶのAちゃんだけやで?」






貴「小さい頃からそう呼んでるから





私も分からへん…」





崇裕「ちょっと、ヤンキー4人




Aちゃん困ってる「困ってへん」








流星「A困ってへんよな?」






大毅「正直に言うてええんやで?」









貴「困ってます」







智洋「やろうな」







流星「A今日一緒に帰ろー」





望「え!!カラオケは？」






流星「今日はパス！




Aおるんやで?





家まで送らな変な男にナンパされるやろ」







崇裕「みんな、質問できてへんから…





授業しよか」








望「んじゃ屋上行こ」







貴「え、」






望「サボり」









私に女の子友だちはできるのでしょうか。

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