別れと出会い ページ15
えいちゃんに、出会ったのは高校1年生の梅雨入り前。
あの時、えいちゃんに出会えて本当によかった。
当時高校1年生だった私には彼氏がいた。
中学2年の時から付き合っていて、楽しい日々を送っていた。
彼は、ほかの人より運動が出来るわけじゃない、勉強が出来るわけじゃない、面白いわけじゃない。みんなが見とれるようなイケメンじゃない。
でも、本当に優しい自慢の彼氏がだった。
デートは、月に2回くらい行って、一緒に登下校して、長期休みも沢山一緒にいた。
デートで、私が行きたい!!!って言ったら一緒に行ってくれて、どれだけのワガママも優しい彼はいつも、「いいよ。楽しみだね(´∀`)」と、優しい笑顔で受け入れてくれた。
でも、高校に入ってから、私たちは別々の道を歩き始め、高校が違うから会うことが減った。
その時、丁度めんちゃん(はじめしゃちょーです!!)に、UUUMに入らない?と、じんくんにジェネワン入れよーーーーと言われ迷っていた時期。
更に、登録者数が伸びて嬉しさ以上に、焦りや不安が大きかった。それで、私は彼にあたってしまった。そこから、本当に気まずくなって。
久しぶりに会った。
1ヶ月後くらいだったのかな?
私は、彼に
ごめんね。私と一緒にいると幸せにはなれない。あなたには、もっとお似合いの子がいる。ごめんね。いままでありがとう。じゃあね。。。
と、彼に伝えた。
そこからの記憶は無い。気づいたら家に着いていた。ふと、我に返って涙が溢れた。枯れるくらい泣いたずなのに、それでも涙は止まらなかった。
それから、学校へ自転車で行く気にならず。りくが、心配して、朝迎えに来てくれたけど、少し電車で登下校をした。
学校でも、ほぼ抜け殻状態でみんなに迷惑かけちゃったなぁ。
そして、その日3回目の電車での帰り道、あなたと出会うことになる。
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作者名:来桜 | 作成日時:2017年5月31日 11時