ep6 ページ6
A「タオ、私、インテリアデザイナーになる！(^^)」
私の突然の発表に
タオはぽかーんとした顔。
服も着ないまま
ベッドヘッドに背中を持たれながら
じっと私を見つめている。
TO「いんてりあ？」
A「そう、インテリア(^^)」
TO「いんてりあって、なに？家具？」
A「家具…まぁ、そうかなぁ…家具…(^^)(汗)」
“インテリアってなに？”って言われると
説明がちょっと難しい。
TO「A、家具作るの？」
A「うん、作ろうかな(^^)」
いつかは(笑)
気が早いって？
でもきっと私、浮かれてる。
あのあとチャニョル先輩からもらった
インターン先の会社の名刺。
話の流れでその場で電話をかけると
明後日面接をすることに決まった。
「本当人手が足らないからすぐ採用だよ！」
「俺からも採用してもらえるように頼んでおくから！」
と、チャニョル先輩は言ってくれて
私が浮かれてる理由は
それだけじゃなくて
もらった名刺には
チャニョル先輩のケータイの番号と
メールアドレスとLINEのID。
あの、チャニョル先輩の、電話番号。
こんな夢みたいなことって、ある？
それだけで充分幸せなのに
チャニョル先輩にまた会えるってだけで
こんなにドキドキ楽しくなっちゃうなんて。
TO「Aすごぉい！タオにも家具作って！(^^)」
A「なんの家具？」
TO「キングサイズのベッド！Aとタオと、赤ちゃん達がみんなで眠れるくらいの！(^^)」
A「赤ちゃんって…タオ(照)」
TO「なに、A、欲しくないの？タオの赤ちゃん(^^)」
ニヤッと笑うとタオはまた
私の体に指を滑らせる。
そして弄ぶかのように指先で触れると
深く私にキスをした。
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2日後。
大学の入学式で着たスーツに
髪を一つに結って
私はチャニョル先輩の働く会社へ。
少し緊張しながら建物の中に入ると
一際目立つ茶髪の長身モデル体型の先輩が
ロビーの端に立っていた。
CY「あぁ、来た来た(^^)」
キラキラの笑顔で手招きをするから
私は吸い寄せられた。
A「先輩、どうしてここに…？(照)」
CY「どうして、って、待ってたんだよ(^^)」
A「えっ？」
CY「俺がスカウトしたんだから当然でしょ(^^) 面接会場まで案内するよ！」
「行こう」と歩き出す先輩に
遅れないように着いていく。
相変わらず先輩に会うとドキドキするけど
今日は面接だから余計。
エレベーターの中で黙り込んだ私を見て
先輩はニコッと微笑んで…
そして、ぎゅっと抱きしめた。
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yunyun - 本当は、チャニョルの事、好きなのに、健気で一生懸命なタオも裏切る事も出来なくて、凄く切ないですね。恋愛って難しいよね〜。愛するより、愛される方が幸せだって分かってるのに...。チャニョルもタオもどっちも大好きです！ (2015年7月8日 10時) (
レス) id: b8eddb50a7 (このIDを非表示/違反報告)
natsu(プロフ) - ゆうなさん» はじめまして〜！ありがとうございます(^^) なるべく毎日更新できるように、頑張りますね！！ (2015年6月9日 23時) (レス) id: 79e1c6c732 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな - はじめまして！この作品がとても大好きです！更新楽しみにしてます(^o^) (2015年6月7日 22時) (レス) id: 9e28c707b9 (このIDを非表示/違反報告)
natsu(プロフ) - みくさん» 早速コメント、ありがとうございます(^^)なるべく短編になるようにがんばりますw (2015年6月4日 14時) (レス) id: 79e1c6c732 (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - 新作！！モテモテチャニョルとの今後の展開楽しみにしています！！ (2015年6月3日 22時) (レス) id: 066e038aef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：natsu
| 作成日時：2015年6月3日 2時
