ep7 ページ7
−−−− ぎゅっ
A「！？(照)」
気が付いた時には先輩の腕の中。
抱きしめられた背中を
何度も撫でられる。
CY「大丈夫、大丈夫。」
A「(照)」
大丈夫、じゃない。
CY「リラックスして受けておいで(^^) 」
リラックス、できないよ。
チャニョル先輩の腕の中にいる限り。
先輩は私の背中をぽんぽん、と叩いて
エレベーターが着くのと同時に私を解放した。
A「(照)」
CY「そんな固い顔してたら、ダーメ(^^)笑顔、可愛いんだから(^^)」
ニッて笑うと先輩は
私の背中を優しく押しながら
昨日電話した時に指定された
会議室の前まで連れて行った。
A「……」
集中しなきゃ、集中。
ひとつ、大きく息を吐くと
私はドアをノックする。
−−−− コンコン
「はい。」
A「面接で参りました、Aと申します。」
「どうぞ。」
A「……」
会議室に入る前に振り返ると
先輩が笑顔で手を振ってる。
私は小さく頷いて
ドアノブに手をかけた。
A「…失礼します。」
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面接は20分ぐらいで終わった。
本当に今人手が足りないらしく
その場で採用の返事をもらった。
とは言っても私はまだ学生だし
デザインの知識もないから
簡単な事務作業を担当する。
それでもチャニョル先輩と会えるなら
やっぱりそれがいいと思った。
A「ありがとうございました！今後ともよろしくお願いします！」
挨拶をして会議室を出ると
さっきいた場所に先輩はいなくて…
「採用決まりました！」って
報告したかったのに…
A「どこ行っちゃったんだろう…？」
周りを見渡しながら少し歩いてみる。
オフィスにはいろんな人がいて
真剣にパソコンをいじって作業をする人や
電話対応してる人。
何か模型を手にして
話し合いをしてる人。
A「……？」
この中に、チャニョル先輩がいるのか…
でも、何だか入りづらい雰囲気。
当たり前だ。
ここは会社で
みんな働いてるんだから。
先輩を探すのを諦めて帰ろうとすると
どこかで「ヨリ〜！」と呼ぶ声が聞こえた。
A「……？」
“ヨリ”？
チャニョリ？
その声の方を探して見つけたのは
黒髪の綺麗な女の人と
その人に微笑むチャニョル先輩。
CY「この間言ってた資料、出来上がりました(^^)」
「ありがとう！すごく困ってたから助かったわ(^^) さすがヨリね！」
CY「先輩の頼みなら、いつでも聞きますよ(^^)」
「ヨリ…(^^)」
微笑み合う2人。
女の人が先輩の指に指を絡めた。
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yunyun - 本当は、チャニョルの事、好きなのに、健気で一生懸命なタオも裏切る事も出来なくて、凄く切ないですね。恋愛って難しいよね〜。愛するより、愛される方が幸せだって分かってるのに...。チャニョルもタオもどっちも大好きです！ (2015年7月8日 10時) (
レス) id: b8eddb50a7 (このIDを非表示/違反報告)
natsu(プロフ) - ゆうなさん» はじめまして〜！ありがとうございます(^^) なるべく毎日更新できるように、頑張りますね！！ (2015年6月9日 23時) (レス) id: 79e1c6c732 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな - はじめまして！この作品がとても大好きです！更新楽しみにしてます(^o^) (2015年6月7日 22時) (レス) id: 9e28c707b9 (このIDを非表示/違反報告)
natsu(プロフ) - みくさん» 早速コメント、ありがとうございます(^^)なるべく短編になるようにがんばりますw (2015年6月4日 14時) (レス) id: 79e1c6c732 (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - 新作！！モテモテチャニョルとの今後の展開楽しみにしています！！ (2015年6月3日 22時) (レス) id: 066e038aef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：natsu
| 作成日時：2015年6月3日 2時
