ep13 【CY Side】 ページ13
【CY Side】
CY「今日は楽しかったね！誘ってくれてありがとう〜」
A「…ぇ…？」
CY「他の子達もみんな無事に帰れた？今度はゆっくり遊びたいね(^^)」
A「……」
さっきのクラブでは
気さくに話しかけてくれたのに
少し、大人しい。
どうかしたのかな？
そう思っていると
A「今日はありがとうございました。じゃぁ、また。」
CY「えっ？」
…いきなり、電話を切られた。
CY「……(汗)」
俺、何かした？(汗)
いつもみたいにクラブで飲んで
騒いで、抱きしめて…
CY「……」
嫌だ。
Aちゃん、嫌いにならないで。
こんなことで怖くなるなんて
俺、酔ってるからかな？
だけどAちゃんに対して
何もできない俺は
ただ怯えるしかなかった。
近づいて、またAちゃんが
あの“A”と別人だと知るのが
やっぱり怖かった。
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次の日。
この間カフェで偶然声を掛けられた
俺のことを“先輩”と呼ぶ子。
その子がどうやら
ウチの職場でバイト採用されたらしくて
エルダーをして欲しいと先輩に頼まれた。
彼女が出勤する時間に
あの会議室へ行くと
少し緊張した顔で
スーツ姿のあの子がいた。
CY「無事に採用されたんだ、おめでとう(^^)」
「あ、ありがとうございます…」
CY「え？(笑) なんかあまり嬉しくなさそう？(笑) なんで？(笑)」
彼女は恨めしそうに俺を見る。
「そんなことないですけど？」
CY「じゃぁ、もっと嬉しそうにしなよ(笑) はい、よろしく(^^)」
握手をしようと手を伸ばすと
彼女は少しためらって、手を握る。
その顔が少し赤くて
照れてるのか俯いてる。
なんか、可愛い(笑)
CY「エルダーとかやったことないけどさ？とりあえず基本的な仕事を教えるから、少し大変だけど」
「先輩。」
CY「ん？」
彼女は真剣に俺を見つめてる。
「先輩は、私のことを知ってますか？」
CY「…へ？」
「自己紹介、私、してないんで…」
なんか、真面目な顔。
もしかして失礼だったかな？
CY「ごめん(笑) 俺もしてなかったね(笑)」
「……」
CY「パクチャニョルです。大学4年生、今はこの会社でインターンしてます(^^)」
「知ってます、先輩ですから。この間のカフェでも聞きました。」
CY「(^^)(汗)」
彼女は少し息を吐くと
何故か緊張したようにこう言った。
「…Aです。大学3年生です。」
CY「……」
…“A”…？
また、A？
しかも、俺の1歳年下。
俺はまた鼓動が早まって
手に掻いた汗を感じた。
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yunyun - 本当は、チャニョルの事、好きなのに、健気で一生懸命なタオも裏切る事も出来なくて、凄く切ないですね。恋愛って難しいよね〜。愛するより、愛される方が幸せだって分かってるのに...。チャニョルもタオもどっちも大好きです！ (2015年7月8日 10時) (
レス) id: b8eddb50a7 (このIDを非表示/違反報告)
natsu(プロフ) - ゆうなさん» はじめまして〜！ありがとうございます(^^) なるべく毎日更新できるように、頑張りますね！！ (2015年6月9日 23時) (レス) id: 79e1c6c732 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな - はじめまして！この作品がとても大好きです！更新楽しみにしてます(^o^) (2015年6月7日 22時) (レス) id: 9e28c707b9 (このIDを非表示/違反報告)
natsu(プロフ) - みくさん» 早速コメント、ありがとうございます(^^)なるべく短編になるようにがんばりますw (2015年6月4日 14時) (レス) id: 79e1c6c732 (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - 新作！！モテモテチャニョルとの今後の展開楽しみにしています！！ (2015年6月3日 22時) (レス) id: 066e038aef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：natsu
| 作成日時：2015年6月3日 2時
