ep14 ページ14
A「…Aです。大学3年生です。」
CY「……」
先輩の反応…
やっぱり、私のこと知らないんだ。
すごく驚いたように
私のことを見つめてる。
その反応にまた少し
チクっと胸が痛んだ。
CY「あ、あのさ…」
A「はい？」
CY「俺のこと、“先輩”って呼ぶけど…いつの先輩？大学？高校？」
A「……」
CY「…もしかして、中学…？」
A「先輩、私のこと覚えてないんですよね？」
CY「えっ」
A「だったら、教えません。自力で思い出してください(^^)」
CY「っ(汗)」
なんだか先輩に覚えてもらえてなくて
傷つくってよりも、イライラする。
だからこんなことを
つい言ってしまったけど
チラッと先輩を見ると
唖然とした顔からふふっ、て
優しく笑った。
CY「おもしろいね、Aちゃんって(^^)(笑)」
A「っ(照)」
CY「俺、頑張って思い出すから、その時は正解教えてよ(^^)」
A「お…思い出したら、私のお願い聞いてください。」
CY「いいよ(^^)」
きっと、そんな日は来ない。
だってチャニョル先輩とは高校時代
話をすることもなければ
目を合わすこともなかった。
そんな私の存在を思い出せなんて
到底無理な話だよ。
CY「どうしてほしい？(^^)」
…だから、こんな強気なことを言った。
A「私と…付き合ってください。」
CY「……」
私の顔を覗き込んだまま
チャニョル先輩はじっと見つめて…
そして、二カッと微笑む。
CY「いいよ(笑) 付き合おう(^^)」
A「(照)」
CY「んー…これ、俺は頑張った方がいいの？」
腕を組んで少し眉間にシワを寄せた先輩は
大袈裟に悩むふり。
そんな姿に見惚れそうな自分に戸惑った。
A「…それは…(照)」
CY「頑張らない方がいい？それとも、頑張って付き合った方がいい？」
A「(照)」
CY「…ねぇ、どうしてほしい？(^^)」
もう一度私の顔を覗き込むから
私は咳払いをして、一歩下がった。
A「…仕事、教えてください…(照)」
CY「…ふ(笑)」
A「……(照)」
CY「はいはい(笑) “先輩”がちゃーんと教えますよ、新人のAちゃん(^^)」
A「……(照)」
チャニョル先輩の笑顔って
真近で見るとこんなにドキドキするんだ。
私をからかう時の顔も
わざとらしい演技の顔も
やっぱり、すごく素敵。
CY「行こっ(^^) 覚えることたくさんだよ！」
A「は、はい！」
CY「(^^)」
私は会議室を出る先輩に遅れないように
先輩の広い背中を追いかけた。
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yunyun - 本当は、チャニョルの事、好きなのに、健気で一生懸命なタオも裏切る事も出来なくて、凄く切ないですね。恋愛って難しいよね〜。愛するより、愛される方が幸せだって分かってるのに...。チャニョルもタオもどっちも大好きです！ (2015年7月8日 10時) (
レス) id: b8eddb50a7 (このIDを非表示/違反報告)
natsu(プロフ) - ゆうなさん» はじめまして〜！ありがとうございます(^^) なるべく毎日更新できるように、頑張りますね！！ (2015年6月9日 23時) (レス) id: 79e1c6c732 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな - はじめまして！この作品がとても大好きです！更新楽しみにしてます(^o^) (2015年6月7日 22時) (レス) id: 9e28c707b9 (このIDを非表示/違反報告)
natsu(プロフ) - みくさん» 早速コメント、ありがとうございます(^^)なるべく短編になるようにがんばりますw (2015年6月4日 14時) (レス) id: 79e1c6c732 (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - 新作！！モテモテチャニョルとの今後の展開楽しみにしています！！ (2015年6月3日 22時) (レス) id: 066e038aef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：natsu
| 作成日時：2015年6月3日 2時
