ep32 【TO Side】 ページ32
【TO Side】
今日Aと会う約束はしてないけど
家に行ってもいいかなぁ？
そしたらAに
二人暮らしのこと話して
この物件の資料を見せて…
TO「(^^)」
A、喜ぶかなぁ？
喜ばないわけないよね、
だってこんな幸せなことないし！
TO「〜♪(^^)」
鼻歌なんか歌いながら
不動産屋さんの車に乗り込もうとした…
その時。
TO「……？」
どこからか聞こえて来た歌声。
タオの声かと思ったけど
タオよりも低い声の鼻歌は
ここの近くから聞こえてくるみたい。
それがどこなのか
辺りを見渡していた時だった。
A「チャニョル先輩！！(汗)」
TO「………」
…ぇ…A…？
嘘。
なんでここに？
TO「………」
誰、その人。
“チャニョル先輩”？
「乗らないんですか？」
TO「えっ…」
車に乗りかけてたまま
遠くにいるAを見かけたから
不審に思った不動産屋さんがそう聞く。
「…お知り合いの方ですか？」
TO「…いゃ…」
タオの彼女だよ。
でもどうして
他の男の人と一緒にいるの？
目の前の光景が信じられなくて
うまく言葉に出来ないし
息すら出来ないみたい。
本当にショックを受けると
こんなことになるんだって
タオ、わかったみたい。
TO「あっ」
頭撫でるなぁー！！！
タオのAなのに！！
気安く触っていいものじゃないんだよ、
だってAはタオのものだから！
それなのにAも
顔を真っ赤にして照れて…
TO「…ぅぅぅぅ…」
「どうしました？(汗) どこか痛いんですか？(汗)」
TO「吐きそう…」
「えっ！？(汗)」
焦った不動産屋さんは
タオの周りでワタワタしたあと
「病院行きましょう！」と
タオを車に乗せて走り出す。
TO「……」
ねぇ、A…
その人、誰？
タオは？
タオはAの彼氏じゃないの？
TO「……(泣)」
車の中から最後に見たのは
あの男の人と2人、手を繋いで
どこかの家に入って行く
Aの後ろ姿だった。
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それから不動産屋さんに
家まで送ってもらうと
ケータイの電源を切って寝込んだ。
次の日も、その次の日も。
もしかしたらAが
連絡くれたかもしれない。
そう思ったけど
他の男の人と遊んだAから
どんな話を聞けばいいのかわかんないし
今のタオはきっと
Aを責めちゃうし…
本当、バカだよ、A…
最低な女。
嫌い。
大嫌い。
A「タオ！？大丈夫なの！？」
今日も引きこもっていると
Aがすごい顔でタオの部屋にやって来た。
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yunyun - 本当は、チャニョルの事、好きなのに、健気で一生懸命なタオも裏切る事も出来なくて、凄く切ないですね。恋愛って難しいよね〜。愛するより、愛される方が幸せだって分かってるのに...。チャニョルもタオもどっちも大好きです！ (2015年7月8日 10時) (
レス) id: b8eddb50a7 (このIDを非表示/違反報告)
natsu(プロフ) - ゆうなさん» はじめまして〜！ありがとうございます(^^) なるべく毎日更新できるように、頑張りますね！！ (2015年6月9日 23時) (レス) id: 79e1c6c732 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな - はじめまして！この作品がとても大好きです！更新楽しみにしてます(^o^) (2015年6月7日 22時) (レス) id: 9e28c707b9 (このIDを非表示/違反報告)
natsu(プロフ) - みくさん» 早速コメント、ありがとうございます(^^)なるべく短編になるようにがんばりますw (2015年6月4日 14時) (レス) id: 79e1c6c732 (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - 新作！！モテモテチャニョルとの今後の展開楽しみにしています！！ (2015年6月3日 22時) (レス) id: 066e038aef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：natsu
| 作成日時：2015年6月3日 2時
