47，気付いてる ページ3
Side me
歌姫「あの子が怪しいんじゃなくて、誰も怪しくないから消去法でメカ丸なの」
私怪しいけど。
�猥�儡操術�痂�儡の捜査範囲は、天与呪縛の力で日本全土に及ぶ。
歌姫「登録してない傀儡があれば内通者としての仕事はいくらでもこなせるからね」
悠仁「そう？あの人結構目立つと思うけど」
小声で話す2人。
歌姫「傀儡が蝿や蚊のようなサイズだとしたら？ココよ」
悠仁「そっか。そういうのもアリか」
原作通り、か。部屋の中から人の気配がしない。
とてもじゃないけどメカ丸が私が気付かないくらい気配を完全に消せるとは思えない。
『尋問は無理、か』
私は通常の声の大きさで話す。すると、みんなが驚いて一斉に振り返った。
悠仁「マイマイ！」
『声も何も中に本人がいないんだから』
私は思い切り扉を蹴飛ばす。予想通り中にその姿はなかった。
悠仁「…えーと……」
歌姫「やられたわね」
恵「でも逆に」
恵の言葉を野薔薇が引き継ぐ。
野薔薇「これでメカ丸で確定かしら」
悠仁「ていうかマイマイ気付いてたの？」
『気配がしないのに気付かない筈がない。メカ丸に気配を消すなんて芸当は無理だろうし』
野薔薇「もしかして内通者がメカ丸だってことも気付いてたりする？」
『気付いてる。大分前からかな』
恵「じゃあなんで言わなかったんだ？」
『……私情ナシなら、彼が完全な敵ではないと気付いたから』
というか知ってたから。
『私情アリなら、彼を信じたかった。それだけ。責めるなら責めろ。でも後悔はしないから』
絶対に、しちゃダメ。それだけは。壊れてしまうから。
メカ丸、本当にごめん。私は貴方を見捨てた。
……いや、今からでも間に合かう？殺されるのは今日……だけど場所も時間もわからない。
それに、もっと前にメカ丸の元に行っとけばよかったんだ。理由なんてお見舞いでもなんでもいい。
真依の術式じゃなくても、
これは仕方がないこと？否。絶対違う。やろうと思えばできた。
それをしなかったのは私なんだから。どれだけ最低なんだろ、私。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 334人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
莉緒 - 読ませていただきました！更新楽しみです!!作者様のペースで頑張ってください！ (2022年2月26日 8時) (
レス) @page13 id: e8a57b3ea6 (このIDを非表示/違反報告)
夏 - 雨中猫さん» ありがとうございます！ (2022年2月14日 11時) (レス) id: 5479bb3428 (このIDを非表示/違反報告)
雨中猫 - 更新ファイトです！ (2022年1月21日 15時) (レス) @page13 id: 4588060cb6 (このIDを非表示/違反報告)
夏 - かわあいさん» ありがとうございます！忙しいので更新頻度は低いのですが、気長に待ってもらえると嬉しいです！ (2021年11月16日 12時) (レス) id: 5987340fd1 (このIDを非表示/違反報告)
かわあい - 更新が楽しみ！！！ (2021年11月7日 18時) (レス) @page13 id: 173f9610a3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：夏 | 作成日時：2021年9月25日 19時
