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あれからノートを10冊買ってきた。
鞄、めちゃめちゃ重いんだけど。
「鞄の重さは責任の重さ」
入社研修で副社長さんが言ってたっけ。
とりあえずパソコンを起動して、Snow Manと打ち込んで検索する。
「わわわわ、、、すっごい量、、、」
結成は2012年、というだけあって情報量はとてつもない数。
「あれ、6人、、、？」
最初からあのメンバーではなかったらしい。
せっせと調べたことをノートにまとめていく。
大体のことをまとめ終わったら、次は今までの楽曲の歌詞を書き出す。
どんな曲調で、どんなジャンルの歌を歌っているんだろう。
調べているうちに、苦節という言葉では表せないほど彼らは荊の道を歩いていたことを知った。
それでも、ずっとみんなで手を取り合ってきたんだろう、と思えるような話もあった。
彼らが応援されるのは、人柄だけじゃなく裏の面も偽りなく話しているからなのではと感じた。
それぞれ各個人、別の人間だ。
思うことは違って当然。
だけど、彼らはどこか繋がってるような強い絆を感じる。
「これがSnow Man」
苦楽を共にしたからこその、最上を全員で目指しているからこその彼らの言葉たち。
「適当な軽い言葉じゃ、そんなんじゃだめ」
しっかり作詞しなきゃいけない、そう感じた。
「よし、書き終わった」
全ての歌詞を写して、ギラギラした曲から応援歌まで満遍なくあることを知った。
「個人も見ていかなきゃ」
ふかざわさんから順にプロフィールや入所からの日々を集められるだけ集めた。
「下積み15年近く？ ずっと腐らなかったの？ なんで？」
「ド、ドラマ班？」
「生き物のモノマネ、、、？」
「深澤辰哉って書くのか、、、」
最年長組、と言われるらしい深澤さん、佐久間さん、渡辺さん、宮舘さんの情報をまとめて、今日はおしまい。
「脳がヒートアウトしそう、、、」
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作者名：なあちゃむ | 作成日時：2022年4月30日 0時
