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47、台風がダブルで… ページ48

「なに1人で百面相してんだよ…」

『いえ、明日は台風がダブルでくるな〜…と』

「は?」

おっとと、口が盛大に滑ってしまいました。

冗談はここまでにここまでにして…お二人が肩を並べていらした理由ってなんでしょう?

単なるお見舞い…じゃなさそうですよね…

なんか少しだけ表情が暗い気がするし…

『…何かあったんですか?』

「!!…あぁ。人工的に焔人を作っている奴がいた」

エ。

『えぇぇぇぇ!!!??』
「うるせえ」
『スミマセン』

やっべーここ一応病室だった。

まぁ病人が元気だからいっか。(おい)

『…で、その人工的に焔人を作っている奴が第一にいるんですよね?誰だったんですか?』

よし、名前聞いてさっさと吹っ飛ばしに行こう。

「…さっき、第一で出動があって…」

ふむふむ…

つまり、シンラさんの話をまとめると…

1,さっきの第一の出動で民間人が焔人になった。

2,その民間人は焔人になる前、ローブを羽織った男に小瓶を突きつけられていた。

3,そのローブの男を追いかけると、その先にはカリム中隊長とレッカ中隊長の2人がいた。

…んー、なるほど。つまり犯人はそのお2人のどちらかってことですか…

『でも、どうやって2人の中から犯人を決めるんですか?無闇に中隊長を疑うのはちょっと…』

「そこなんだよなぁ…」

頭を抱えるシンラさん。

うーん…何かいい方法は…

『てか、アーサーさんも考えてくださいよ…』

私はさっきから立ったまま寝ているアーサーさんを
軽く小突いた。

…あれれ?起きないんですけど。

「コイツは戦力外だよ…」

『そうみたいですね…』

結論、アーサーさんは馬鹿だった。おしまい。

…って今終わってたまるかぁぁぁっ!!!

ーーー

そんなこんなでシンラさんと作戦を考え終わった私は、ただ今カリム中隊長の自室に乗り込んでいます。

もちろん、シンラさんとアーサーさんも一緒ですよ〜

ちなみに部屋の鍵はアーサーさんがぶっ壊しました!

アーサーさんたら作戦が練り終わったタイミングで起きるんですもん。凄くビックリした…

しばらく部屋を見回していると、綺麗なガラス細工の
ランタンの横に一枚の写真が置いてあるのを見つけた

3人の男性が肩を組み、こっちを見て笑っている。

2秒程経って、この3人が今の第一の中隊長達だと分かった。

仲良いんだな…素敵。

続編行きます!→←46、お見舞い



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ろーるキャベツ☆(プロフ) - 続編行きます! (2020年8月18日 13時) (レス) id: f315a783e1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ろーるキャベツ☆ | 作成日時:2020年7月22日 19時

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