45、やっほージョーカー ページ46
私は枕を元に戻し、仰向けに倒れ込んだ。
まだ熱はあるだろう。黄昏時なのもあって、だんだんと上がってきた気もする。
完全に日が落ちて夜になると、窓からは中庭と綺麗な星空が見えてとてもステキだった。
第一の医療班だという人がご飯を持ってきてくれたが
あまり食欲がなかったので机に置いておいてもらって、まだ食べていない。
いや、だってよそで出された食事を食べずに返すなんてできませんて…少なくともわたしには無理です!
私は枕を元に戻し、仰向けに倒れ込んだ。
まだ熱はあるだろう。黄昏時なのもあって、だんだんと上がってきた気もする。
完全に日が落ちて夜になると、窓からは中庭と綺麗な星空が見えてとてもステキだった。
第一の医療班だという人がご飯を持ってきてくれたが
あまり食欲がなかったので机に置いておいてもらって、まだ食べていない。
いや、だってよそで出された食事を食べずに返すなんてできませんて…少なくともわたしには無理です!
紺色の空から星座を探して少し楽しみ、そろそろ寝ようと思ったころ、不意に窓が開いた。
「おいおい、鍵くらいかけろよなァ」
『あ、すっかり忘れてた…』
入ってきたのは、真っ黒な服に身を包んだ長身で長髪の不健康そうな男。
『今日は何か用?…”ジョーカー”?』
そう、ジョーカーである。
まぁ、どういう関係だとかいう細かい内容は後ほど。
8年越しの付き合いということだけ言っておきますね
「別に用はねェさ。見舞いにきただけだ」
目の前に小さな包みが置かれる。
お菓子、かな?この包み可愛い。
ちなみにジョーカーがここに居るのは、私が彼に第一に来ることを伝えたからである。
…泊まることになるとは思わなかったけれど、ねぇ。
『ありがと』
「あいよ。ゆっくり休んでろ」
ジョーカーが優しい…明日は台風かな?
ちなみにジョーカーは私が冷めた夕飯を食べ終わるまでその辺に居座ってました…。
暇なのかなこの人。
まぁ、話し相手ができて楽しかったですけどね!
(ツンデレ風)
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ろーるキャベツ☆(プロフ) - 続編行きます! (2020年8月18日 13時) (レス) id: f315a783e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ろーるキャベツ☆ | 作成日時:2020年7月22日 19時