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それから俺はAと行為をした。
今校内は授業中だっていうことを忘れて、
休み時間のチャイムが鳴るまで何度も求めて。
「A、好きだよ。愛してる。
他の男と話さないで、俺だけ見ろよ・・・。」
―――――――
――――
「おい、御幸ぃ」
「なんだよ、倉持。」
帰りのHRが終わり、練習に向かう途中に倉持に話しかけられる。
「あぁ、そういえばありがとな、適当に誤魔化しといてくれて。」
「まぁ別にいいけどよ。
いや、キャプテンが授業サボるとか問題おおありだけど。
お前さ、授業サボってまで西川となにしてたの？」
――”西川となにしてたの？”
なんで倉持がAのこと気にする？
Aのことを気にかけるのは俺だけでいい。
「倉持さ、Aのこと気にかけるのも、仲良くするのやめてくれねーかな」
「は？なんでだよ。友達だから別によくね？」
・・・なんでAと同じようなこと言うのか。
しかも、揃いに揃って同じような顔で。
「・・・・俺とA付き合ってるの知ってるくせに？」
「・・・・・それとこれは別だろ。
別に西川のことそういう感情持ってねーし。」
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作者名：志乃 | 作成日時：2019年1月6日 0時
