今日:13 hit、昨日:2 hit、合計:18,295 hit
小|中|大
006 ページ6
.
教室へ戻ると結果が気になったのか、瑠衣は私に色々と質問してきた
「A!おかえり!どうだった?」
「どうだった、じゃないよ!もう勝手にいなくなって!」
「ごめんごめん!でもああしないと、先輩と"2人で"話せないでしょ。
Aって超のつくヘタレだから」
「・・・確かに。あの場に瑠衣も一緒にいたら、話せなかったかもしれない・・・。」
そう、私は相当なヘタレ。だから、そんなこと言われてしまうと、反抗できまい。
「ん?その手に持ってる紙ってもしかして、先輩から連絡先教えてもらった感じ?」
「え、あ、うん。なんだか用があったらしくてさ。
話してる途中で御幸くん呼ばれちゃって。そのとき咄嗟に連絡先書いて渡してくれたの」
「・・・そうなんだ。なら、今夜にでも連絡送っときなよ!」
「うん、そうする。瑠衣、ありがとうね。
瑠衣が行動してくれなかったら、きっとあのまま話せなかったかもしれない」
「なに言ってんの!お礼なんていらないからね!自分が好きでやってることなんだから」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
21人がお気に入り
21人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:志乃 | 作成日時:2017年7月12日 0時