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教室へ戻ると結果が気になったのか、瑠衣は私に色々と質問してきた







「A!おかえり!どうだった?」



「どうだった、じゃないよ!もう勝手にいなくなって!」



「ごめんごめん!でもああしないと、先輩と"2人で"話せないでしょ。

Aって超のつくヘタレだから」



「・・・確かに。あの場に瑠衣も一緒にいたら、話せなかったかもしれない・・・。」







そう、私は相当なヘタレ。だから、そんなこと言われてしまうと、反抗できまい。







「ん?その手に持ってる紙ってもしかして、先輩から連絡先教えてもらった感じ?」



「え、あ、うん。なんだか用があったらしくてさ。

話してる途中で御幸くん呼ばれちゃって。そのとき咄嗟に連絡先書いて渡してくれたの」



「・・・そうなんだ。なら、今夜にでも連絡送っときなよ!」



「うん、そうする。瑠衣、ありがとうね。

瑠衣が行動してくれなかったら、きっとあのまま話せなかったかもしれない」



「なに言ってんの!お礼なんていらないからね!自分が好きでやってることなんだから」

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設定タグ:ダイヤのA , 御幸一也   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:志乃 | 作成日時:2017年7月12日 0時

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