＊Apartment... 1＊/序章 ページ8
「初めまして、ミス・ゴールドスタイン。私はA・Aです。よろしくお願いします」
「A・A！？あの呪文学の本の著者？」
名前を名乗ると驚いたのか素っ頓狂な声を上げた彼女に周囲がジロジロとこちらを見やる
今は、魔法省内を歩いている最中だ
彼女は自分の口元に手をやりながら気まずそうに私を見下げながら謝罪をした
「ごめんなさい、ビックリしちゃって。だって、その・・・」
「若くてびっくりした？」
「えぇ、そうね」
「ふふ、よく言われますよ。でも、私そんなに子供じゃないんです。今年で28になりました」
「え！？」
また声を上げてしまい、口に手を当てる
「日本人は背が低くて童顔ですから、そう思われても仕方ありません」
「本当に驚いたわ。私よりも歳が上なのね」
「でも敬語はなくていいですよ？堅苦しいの好きじゃなくて。ぜひAと呼んで」
「じゃあそうするわ。Aもそうして。自己紹介がまだだったわね。私はポーペンティナ・エスター・ゴールドスタイン。周りからはティナと呼ばれてるわ。今は・・・その、杖認可局で働いてるの」
「今は？前は違ってたの？」
そう問うと、眉を下げて道すがらゆっくりと話してくれた
元は闇祓いの調査部に所属しており、新セーレム救世軍の活動について調査をしていたところ、とあることがきっかけでノー・マジの前で魔法を使ってしまったらしい
そのことを咎められ、降格処分となったのだと・・・
「どうして魔法を使ったの？」
「その・・・メアリー・ルーが養子の子を虐待していたの。それが許せなくて・・・」
彼女の瞳は怒りと悲しみに燃えていた
それだけでティナはとても正義感の強い人なんだと言うのが分かる
新セーレム救世軍・・・
私は昼に出会った青年を思い出した
彼も、虐待をされていたりするのだろうか
しかし、彼と接触していたという話でもしてしまえば、正義感が強いティナは許さないだろうな
これは黙っておこう
「着いたわ、ここよ」
「おぉ〜、立派」
「そうかしら？結構古いアパートよ」
中に入り、大家さんに挨拶をして自分の部屋へと案内される
部屋は丁度ティナの部屋の隣だった
「せっかくだし、荷物の整理をしたら部屋に来て。夕食一緒に取りましょ。・・・あ、妹も一緒なんだけどいいかしら？」
「妹さんと住んでるんだね。もちろん、ご挨拶もしなくちゃね」
後で伺うと言って、私は自身の部屋に荷物を置きに行った
一人で住むには十分すぎるほど広い
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奥山乃愛(プロフ) - あと動物？たちに好かれたいです！ (2023年1月7日 19時) (
レス) id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - 初コメ失礼します！出来たら全員のキャラに愛されたいです！（恋愛的に）あと落ちは出来れば全員落ちみたいなのが見てみたいです！無理せずに頑張ってくださいね！ (2023年1月7日 19時) (レス) id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
檜ノ山(プロフ) - まいまいさん» まいまい様、応援ありがとございます！そう言っていただけると捗ります〜！ 気長に待っていただけると嬉しいです！ (2022年6月6日 8時) (レス) id: 49e5c7c013 (このIDを非表示/違反報告)
まいまい(プロフ) - 楽しみにしています！ゆっくりで大丈夫です！更新頑張ってください( *´꒳`*)♡ (2022年6月5日 11時) (レス) @page40 id: 2c18e857c2 (このIDを非表示/違反報告)
檜ノ山(プロフ) - まいまいさん» まいまい様、リクエスト＆感想ありがとうございます！6/1に発表致しますので、それまでお待ちくださいませ(´˘`＊) (2022年5月19日 15時) (レス) id: 49e5c7c013 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：檜ノ山 | 作成日時：2022年5月9日 2時
