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6話 ページ8
ｻﾞｻﾞｯ━━━━
静かな森の中、雑音が響いた。
どうやら、私が持っていた無線機のようだ。
？「どうした？」
ロイド【あぁ、やっと繋がったぜ……。
今、標的が黒曜ランドに接近中。
どうする？もう少し待った方が良いか？】
無線機の相手は、ロイドだった。
淡々と私は言った。
？「どちらでも良い。
今はボンゴレファミリーの戦力を減らせば、
いずれ、ヴァリアーが動き出すだろう」
ロイド【了解。一応、お前の援護する。】
そう言われ、ムッとした。
？「何故だ？私の力を使えば、一発だぞ」
ロイド【そうじゃなくてな………】
そう言い、ため息をついた。
無線機にため息まで連絡する必要ないだろうと
思ったが言わないことにした。
ロイド【あまり、その力を使うな。
なるべく、武器を使え。
この前、あげただろ？】
？「この前というほど、最近の話じゃないな。
もう8年前だ。」
ロイド【う、うるせぇ！良いから、使ってろ！】
そう言い、一方的に切られた。
何が言いたいのだろうか？そう思いながら、
標的が来るのを息を潜めていた。
右手にレイピアを握りしめて。
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作者名：アルフェール | 作成日時：2019年7月29日 18時
