本日ハ暁天ナリ･･･134 ページ40
sideA
そうしてまた濃密な一日が終わり、
早くも次の日が幕を開けようとしていた。
パチリと目を開ければ、
何度目かのもう見慣れた天井。
･･･
･･･そうだ、今日は･･･
体に鞭を打って起き上がり、
まだ少し肌寒い明け方の空気を部屋いっぱいに入れる。
ぺたぺたと裸足で廊下を歩いていた所、見覚えのある刀が向こうから歩いてくる。
山姥切｢･･･ん、早いな主。
今起こしに行こうと思ってたんだが、｣
堀川｢おはようございます、主さん！｣
伽羅｢･･･｣
朝もはよから勢揃いだ。
『･･･おはようございます。皆さんも早いですね。
･･･起こしに行く手間が省けました。』
堀川｢なんだか今日は早起きしちゃって、もう着替えて来ちゃいました。｣
皆はもう戦闘装束をきっちり着て、準備万端のようだ。
･･･対する私はというと･･･
伽羅｢･･････あんたはその服で良いのか･･･？｣
大倶利伽羅さんの一言で、三人が同時に私の服装を見る。
そんなに見ても、私の服装は変わらないですよ。
私がここへ来た時からずっとお世話になっている巫女服。
そういや、初めての(単騎)出陣もこの服だったかな。
『･･･私はこれで十分ですよ。』
山姥切｢･･･戦闘装束くらい無かったのか･･･？｣
元々審神者自らが戦場に赴くこと自体珍しい。
だからあまりそういった服は用意されていないのが普通だ。
仕方がない＿＿
＿＿＿？？｢あぁ、ここにいらっしゃいましたかA様！｣
聞き覚えのある声とともに、
ﾎﾟﾌﾝｯ！と音がする。
『･･･久しぶりだね、
こんのすけ。』
最近あまり見ていなかったから少し心配したが、全く問題無さそうだ。
こん｢お久しぶりでございます！
A様に政府からの届け物を承りましたので、ご報告に上がりました！｣
『･･･政府から？』
こんのすけの背中についている御文に触れた瞬間、
ﾎﾟﾌｯとこんのすけのような音がして、
＿＿小包が現れた。
驚きつつも、それを開けると･･･
『･･･わ、すごい･･････』
山姥切｢･･･これは･･･｣
伽羅｢･･･戦闘装束か･･･？｣
何とも絶妙なタイミングで、政府から有難い支給品が私の元へと届いた。
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よぺ(プロフ) - 慧さん» なるほど！他の方のご意見も参考にしたいので、もう少々お待ちくださいね。私は最近の新しい刀剣をあまり知らないので、勉強してきます！(笑)。貴重なご意見とコメントありがとうございます！ (2020年4月19日 7時) (
レス) id: e6cb5ae321 (このIDを非表示/違反報告)
慧(プロフ) - 最近の刀剣も出して欲しいです！伯仲の絡みとか、にゃんぜんとちょもさんとか好きなのでw続編も楽しみにしてます！ (2020年4月18日 22時) (レス) id: e2c5fada44 (このIDを非表示/違反報告)
よぺ(プロフ) - 鶴難さん» コメントありがとうございます。なるほど、確かにちょっと度が過ぎているものがありますね･･･。もっと考えるべきでした。これからのお話の参考にさせていただきますね！ありがとうございますm(__)m (2020年4月16日 22時) (レス) id: e6cb5ae321 (このIDを非表示/違反報告)
鶴難 - 夢主ちゃんは戦場では野性的過ぎて「戦場はサバイバルですから」と言ってもおかしくなく見えてきてしまった...まぁ、そこも魅力的なんだけどさぁ...みんなが後々苦労しそうだなぁ...。 (2020年4月16日 17時) (レス) id: 0c71642d46 (このIDを非表示/違反報告)
よぺ(プロフ) - 霞さん» おわぁ、なんて嬉しいお言葉･･･！(*ﾉД`*)･ﾟ･。私も自分で書いてる癖に、早くハッピー本丸のお話が書きたくてうずうずしてます(笑)。まだまだ頑張ります、コメントありがとうございました！ (2020年4月13日 16時) (レス) id: e6cb5ae321 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よぺ | 作成日時：2020年4月1日 17時
