『本日ハ晴天ナリ。』第参章【刀剣乱舞】

本日ハ雲天ナリ･･･113 ページ19

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『･･････これで、･･･満足ですか･･･？』




私が両目で山姥切を見ると、


山姥切｢･･･え･･･あ、あぁ･･･。｣

山姥切は慌てたようにコクコクと頷いた。







『･･･では、夕飯の準備をするので、私はこれで･･･。』




軽く山姥切に会釈をして、部屋を出る。

パタリと襖を閉め、廊下を歩き出す。









＿＿＿

離からだいぶ離れた所で、私は立ち止まる。


『･･････ふぅ･･･』




(･･････危なかった･･･)















･･･私はまだこの力以外にも、刀剣男士達に黙っていることがある。





















＿＿＿この左目のことだ。





白嬋に力を貰ったあの日から、私の体に少なくとも何らかの変化は訪れていた。


その時は気づけなかったが、
だんだんと自分の体が普通とはかけ離れているということを知っていった。




･･･だから今では、



力の制御は出来なくても、























＿＿ちゃんとこの目(･･･)の制御は出来る。



















でも、さっきみたいに気を抜くと、





･･･










･･･昔のように取り返しがつかないことになる。






何時でも神経を尖らせろ。


絶対に気を抜くな。













･･･


･･････ちゃーんと訓練されてきたんだ。
















『････････････私なら･･････










＿＿＿＿できる･･･。』









そう言った瞬間、肩の力がすとんと抜ける。






今なら、山姥切や他の人に見られても大丈夫だという確信がある。






鏡なんか見なくても分かる。








今の私の目は･･･



























＿＿＿ちゃんと両目･･･金眼だ。





＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


：作者より：


こんにちは、作者のよぺです！

ここまでご覧頂き、ありがとうございます。
いつもお気に入り登録やコメントありがとうございます！



このお話を書き終えた時に、

『まとまりわっっっる･･･』
と思いました。


｢ちょっと何言ってるか分からないです｣
と思った人も多いと思いますが、後々このお話の意味も分かるようにするので安心して下さい！



言い忘れていたのですが、私は刀剣乱舞はゲームを中心に知っているので、登場人物も割と馴染みのある人に限られてくると思われます。ご了承ください。

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