本日ハ雲天ナリ･･･64 ページ18
sideA
微かに薬品の匂いがする。
うっすらと目を開けると、知らない部屋で寝ていた。
またやってしまったのか。
でも今度はきちんと布団に寝かされている。
(･･･ん、待てよ。)
今は何時だ･･･？
ガバッと起き上がって襖を開けた時、
眩しい朝日が私にふりかかる。
たしか、あの後私は廊下で･･･
うーんと頭を捻って記憶を絞り出そうとするも、全然思い出せない。
その時、
清光｢･･･主？･･･････主ィっ！！！｣
『･･･え･･･？･･･ぅわ』
ドシュッ！と物凄い勢いで、清光が脇腹にタックルしてきた。
私は避ける暇もなくそのまま清光と一緒に、バターン！と倒れる。
普通に痛い。
＿＿＊
安定｢おい清光！何してんだよ！危ないだろっ！｣
今回は安定に同意です。
その後ろに山姥切もいる。
いつものメンバーが揃ったと思えば、
薬研｢･･･おい、一応病人なんだぞ･･･！｣
(薬研さん･･･？)
薬研｢･･･っと、大丈夫か？｣
薬研さんが腕を引っ張って起こしてくれる。
『･･･はい、えっと･･････私はどうしてここに･･･？』
薬研｢あぁ、昨日廊下でぶっ倒れてたから、とりあえず手入れ部屋に運んだんだよ。｣
やはりか。
『･･･すみませんでした。』
まさか私が先に手入れされるなんて･･･合わせる顔がない･･･。
薬研｢いーんだよ。良いもん見せてもらったお礼だ。｣
･･･お礼？
(私なにかしたっけ･･･)
『･･･ご迷惑をおかけしてしまいましたね。本当にありがとうございます。』
薬研｢･･･そんな改まるなよ。あ、そうだ･･････、俺は薬研藤四郎だ。まぁ、もう知ってると思うが、笑。 改めて、兄弟共々よろしく頼むぜ、大将。｣
ん？
･･････ん？
『･･･えっ、･･･大将･･･？』
薬研｢？ ああ、俺は、あんたを主として認める。･･･大将なら、弟達のことも任せられるなって･･･。だから、いち兄が反対したとしても、俺は大将について行く。｣
『･･････』
･･･
私と身長はあまり変わらないのに、
薬研さんがとても頼もしく見える。
『･･･薬研さんが、それでも良いと決めたのなら、私はそれに応えられるように努力します。必ず粟田口の皆さんを救ってみせます。』
そう言うと、薬研さんは満足そうに頷いた。
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よぺ(プロフ) - 鳳李千歳さん» 私ももう趣味の一環として書いているので、全然苦ではないですよ（笑）。楽しんでいただけているのなら、本望です(*^^*)。まあ、程々に頑張ります！ (2020年3月27日 18時) (
レス) id: e6cb5ae321 (このIDを非表示/違反報告)
鳳李千歳(プロフ) - やはりとても面白いですが、無理はしないで下さいね？ (2020年3月27日 13時) (レス) id: 94a41c4f40 (このIDを非表示/違反報告)
よぺ(プロフ) - 鳳李千歳さん» わああ！ありがとうございます┏○┓。そうですね、結構序盤で長めに使ってしまったので、伊達のお話が終わったら、長谷部くんとかの絡みを作りたいと思います！千歳さんの小説が出来たら読んでみたいですね！ご意見ありがとうございます！ (2020年3月27日 7時) (レス) id: e6cb5ae321 (このIDを非表示/違反報告)
鳳李千歳(プロフ) - とても面白かったです！一期か、へしべ（圧し切り長谷部）、亀甲と夢主ちゃんの絡みがほしい…。というか夢主ちゃんとっても可愛いです！！僕もこんな小説書けるようになりたいです！尊敬しました！ぜひ体調に気を付け頑張ってください！！！応援してます！ (2020年3月27日 3時) (レス) id: 94a41c4f40 (このIDを非表示/違反報告)
よぺ(プロフ) - Λさん» ありがとうございます！そう言って頂けてとっても嬉しいです(*´ω｀*)。完結までは頑張りたいと思いますので、これからもよろしくお願いします！ (2020年3月26日 19時) (レス) id: 737a10364d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よぺ | 作成日時：2020年3月24日 9時
