35.勘違い ページ44
side A
kn「あー、えっと....。」
気まずそうに目を逸らすコネシマ。
kn「じ、邪魔して悪かったな。んじゃあ、ごゆっくり。」
そそくさと出ていこうとするコネシマを、全力で引き止める。
『待って、ホントに！マジで違うから！ねぇ！コネシマが考えてるような関係じゃないから！信じて！ほら、ぴくともなんか言えよ！』
pkt「....A、もういっそ俺らの関係言った方が良いんじゃない？」
kn「や、やっぱりそういう関係なん...？」
『ぴくとこの野郎！！』
ちなみに、俺はいまだにぴくとに乗っかられている状態。
急いで突き飛ばし、ぴくとを踏み越えてコネシマに飛び付く。
pkt「ぐぇ"」
『ほら、見て！コネシマ！ぴくと以外の人とハグもできるから！！俺らはそういう関係じゃねぇの！』
kn「A！？取り敢えず落ち着けや！」
焦りすぎて、自分が何を言ってるのかもわかんなくなってきた。
コネシマに引き剥がされ、床に正座させられる。
kn「えーっと、まずは何があったか言うてみ？」
不審者から助けてくれたことや、ベッドでの出来事を全て話す。
話してる間、ぴくとはずっと視線を外してた。
kn「.....ぴくとさんがAのことを襲ったってことなん？」
pkt「からかっただけだし。」
『全然言い訳になってねぇよ。』
まだ少し動揺しているコネシマに、はっきりと言う。
『とにかく、俺らはそういう関係じゃなくて、ただの幼馴染！』
kn「そうなん？じゃあ信じるわ。」
安心したように、ため息をつくコネシマ。まぁ、俺も友達が友達と付き合ってたら驚くわ。
『あ、そういや、なんで保健室来たんだよ。』
kn「ゾムから電話があってん。A連れてこいって。」
pkt「そういえば不審者捕まえてもらったのゾムさんだったわ。」
『へー、お礼言っとかないと。』
kn「飯行こ！って言われそうやな。」
『そんな怖いこと言うな。』
食害だけは勘弁してほしい。
kn「...なんか、不審者に襲われたって聞いたけど意外と平気そうやな。」
『あー、その後のぴくとの方が衝撃が凄すぎて、気にする余裕もなかったわ。』
pkt「つまり、頭の中は俺でいっぱいってこと？」
『ぶっ飛ばすぞ。』
kn「はは、まぁ取り敢えず職員室行こや。」
.
.
kn「...ぴくとさん。あんなでっかい跡つけてどうするつもりなん？」
pkt「さぁ？」
二人が睨みあってた事に、俺は気付かなかった。
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なすの天ぷら(プロフ) - ナタデココさん» 細かいところまで、ありがとうございます。直しておきます。 (2021年6月28日 21時) (
レス) id: df84da94db (このIDを非表示/違反報告)
ナタデココ(プロフ) - コメント失礼します!設定の10人いたら、8人振り替えるの、｢ふりかえる｣は振り返るの方だと思います!!!(ふりかえるのゲシュタルト崩壊) (2021年6月28日 17時) (レス) id: 7ade440d4f (このIDを非表示/違反報告)
なすの天ぷら(プロフ) - 果実100％さん» ご指摘ありがとうございます。直しておきます。 (2021年6月17日 16時) (レス) id: df84da94db (このIDを非表示/違反報告)
果実100％ - コメント失礼します。ぴくとハウスじゃなくてぴくとはうす。ひらがなだと思います。 (2021年6月17日 15時) (レス) id: ed00fabd00 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なすの天ぷら | 作成日時：2021年6月9日 18時
