ドストさんは甘えん坊さんになりました

ドジ ページ12

ドストさんが居る生活も、慣れてこない。


慣れるわけないですよね？最推しですよ？


今も、ソファで読書しています。


はぁ…尊…


さらっと髪を耳に掛けるのはやめてほしいです。


あのお風呂上がりのドストさんはいつ見ても教育的に宜しくない。


少し濡れた髪の毛、ダボっとした服。


漫画的表現をするならば、鼻血は確実だろう。


あ、よだれ出そう。


とにかく、絶対に慣れません。


「ドストさん、コーヒー要りますか？」


「はい、頂きます」


少し掠れた声だ、喉乾いていたのだろうか？


コーヒーを注ぎ、２つのマグカップを机に置く。


牛乳などを持ってこようと引き返そうとした瞬間、私は何も無いところで躓いた。

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