匂い ページ11
その後、何事もなくお泊まりは終わり。
くっつくのは止まらなかった。
村上はモブ×ドストの構図を気に入ったのか、むしろ後押ししてた。
今も、死にそうだ…
この前のは諦めたのか、隣に座ってる。
「あの、何でくっ付くんですか?」
「それは、その、アレです…」
ドストさんにしては曖昧な回答だ。
もしかして、不安?
見知らぬ地に居て、帰れるか不安になるだろう。
頭を撫で、両手を握る。
「え、は、ん?」
「ドストさんは絶対に元の世界に帰れます、だから大丈夫ですよ」
異能力を知らないまま、死ぬわけがない。
単行本で出たら帰れるはず。
あれ、ドストさん、私と同じ匂いがする。
いやキモいな、うん。
忘れよう。
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白狐 - 見つけた瞬間にとりあえず尊死して、現実かどうか確かめる為にビンタして現実だったら尊死します! (4月25日 1時) (レス) @page13 id: 25128eaf75 (このIDを非表示/違反報告)
ミオ丸 - 皆さんは出かけた先にドストさんみたいな人がいたらどう反応しますか? (4月23日 10時) (レス) id: 8eb7693272 (このIDを非表示/違反報告)
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