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本人がいます ページ1

私は今、文ストの聖地である横浜に住んでいる。


今日仕事から帰ってきたら、玄関に人が倒れていた。


コスプレとは言えないほどハイクオリティな仕上がりの男が。


白い囚人服、艶々の黒髪ストレート、高い身長、血の滲む左手。


まるで二次元から飛び出してきたかのような、そんなわけないけど。


何となくコスプレーヤーさんは少し惜しいと思っていたけれど、最近は進化しているんだな。


とりあえず、救急車を手配しないと。


スマホを持つと、感が鋭いのか声を出してきた。


「待ってください、警察には、かけないで」


わぁ、裏切りそうな声。


いくらコスプレーヤーさんでもここまで似てる声真似はできないはず。


もしかして本当に二次元から…


とりあえずソファに寝かせよう。


体を壊してしまう。


うーん、身長の割に軽い。


救急箱を取り出し、腕の包帯を変えて細かい傷に薬を塗る。


よく考えるとアニメではこっちの腕無くなってたような?


あれは義腕とか?


まぁ後で考えよう。


家で一番清潔な毛布を掛けて、メモを机の上に置いておく。


「おやすみなさい」

すぐに状況を理解できるこの人、怖いです→



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白狐 - 見つけた瞬間にとりあえず尊死して、現実かどうか確かめる為にビンタして現実だったら尊死します! (4月25日 1時) (レス) @page13 id: 25128eaf75 (このIDを非表示/違反報告)
ミオ丸 - 皆さんは出かけた先にドストさんみたいな人がいたらどう反応しますか? (4月23日 10時) (レス) id: 8eb7693272 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミオ丸 | 作者ホームページ:無し  
作成日時:2024年2月22日 21時

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