二十四霊目 ページ25
gr「いや、それは…その…」
kn「なんなら俺、姉さんとぺいんと兄さん達に言ったろか？うちのグルッペン女の子泣かしたって。それに、あの子親に捨てられたんやで？」
sn「え？…まぁその話は後でね。そしたら俺も言う？薬の提供元のクラレ先生に。」
ut「やったら俺もらっだぁさんに…」
tn「やったら俺はぴくとさんに伝えて来るわ。」
gr「ちょっ！？ちょっと待て！？分かった！分かった謝りに行くから！それだけは無しで！」
rb「一応財布も持ってった方がええんちゃう？ほら、早く行きな。」
gr「わ、分かったんだゾ！」
…
『ねぇ、どうだった？』
ci「名演技やったっすよ。」
そうでしょ。渾身の演技。
あって良かった泣き真似。
すると、奥から誰かが走ってくるのが分かった。
『もう一芝居頼む。』
ci「分かりましたよ。」
グルッペンが財布を持って走ってきた。
そして、私を見て。
gr「いや、そのな…済まなった。」
と軽く頭を下げた。
『正直言って、まだ貴方のことは許してません…だけど、謝れるんだなって思いました。』
gr「そうか…これ、財布…どうすればいい？」
『チーノに渡して下さい。後で消毒します。』
ci「ほい。貰いますね。それじゃあ、パス！」
私は声のトーンを落とすのをやめる。
『はい受けとったァ！ありがとね！…帰るか。』
受けとったのを見ると、奥からは沢山の怪異がやってくる。
kn「はい！流石俺たち！プロ結果！」
tn「急に始まってビクッたけど目的達成できて良かったなぁ。」
zm「いやぁ…めっちゃ凄かったな！」
『おん！みんなありがと！協力したお礼に今度何か連れてったる！』
os「いやでも俺ら学校から出れない…」
『ま、そこは大丈夫！』
皆とガヤガヤとしていると、一人ぽかんとしている人物が。
gr「お、おい。ちょっと待て。」
ht「どうしたの？」
gr「これって俺…騙されたヤツか？」
あれ？気づかなかったんだ？
でも、いいや。
私はにこりと笑う。
そして、十二時を告げる鐘が鳴る。
『グルッペンサン。本日はエイプリルフールですよ？まさか？これくらいの嘘も許せない様な、「みみっちい」お方でした？』
すると、みんな笑いだす。
syp「アハハハ。丁度いいじゃないすか。毎年俺らに騙されてなかったので、今年ついに騙せましたね。」
sho「今年やるべき事、一つ達成やな！」
gr「くぅー…まんまと引っかかったぞ…。」
『まぁ、可哀想だから甘味はやるよ。』
gr「ホントか！？」
私はコクリと頷いた。
(少し遅めの季節ネタでした。)
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いちごおしちゃん☆(プロフ) - えぇー！？なんでこんな神作なのに終わっちゃってるんですか！？もっと見たいのに……！もう来ないんだろうけど待ってますね……！！ (7月18日 21時) (
レス) @page36 id: 44c7a03b53 (このIDを非表示/違反報告)
要らない子(天葉) - ん"ん"ｯｯまた読みに戻って来ちゃった☆ ここの神作が好き過ぎて……ｸﾞﾍｸﾞﾌｯ (2020年12月3日 0時) (レス) id: cc7660b0c0 (このIDを非表示/違反報告)
階梯(プロフ) - ルマさん» 神ではないです。更新頑張りますね！コメントありがとうございます (2020年4月30日 8時) (レス) id: 64ec12ca01 (このIDを非表示/違反報告)
ルマ - 神っすね！更新頑張ってください！楽しみにしてます (2020年4月29日 20時) (レス) id: f6ab2b6d1a (このIDを非表示/違反報告)
階梯(プロフ) - おっど#sakuraさん» あ、ありがとうございます！(わーいリクエストだ！)了解しました！近い内に書き上げますね！ (2020年4月23日 7時) (レス) id: 1546390b18 (このIDを非表示/違反報告)
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