五十四話 ページ6
『じゃあ体育祭は忙しくなるなぁ……』
「どういう事？」
『ひみつー。』
「まぁええよ。そういやこっからの予定立てよ。……流石に一週間ゲームはダメやろ？」
ナイス大先生。
『どうすっか。』
「あ、僕遊園地行きたい。ジェットコースター！」
ゾムがはしゃぎ出す。
やる事ないしいいか。
『OK。行こ。』
「え？そんな簡単な判断でいいやつ？」
ひとらん君、嬉しさを隠そうとしてるのバレバレですよ？
『うん。いいやつ。あ、後アイツ呼ぼ。』
「誰めう？」
『……兄さん。』
「ええで。」
「え？ええの！？」
記憶有りの二人は承諾。ロボロは知らないから驚くしかない。
『OK。じゃ、誘っとく。』
後でLINE打つか。
「そうと決まれば明日行きたい！」
ゾムが幼児退化してる……
「てかどこの遊園地？」
『うーん？一番近くのさ、あそこ？』
なんちゃらランド。
「ええやん！絶叫系多いし。」
えぇ……
『まぁいいよ。』
ポケットからスマホを取り出して、チケットの予約をする。
えっと……兄さん入れて……
七枚。
三万円弱かぁ。
やっす。
「チケット代…… 」
『私の奢りじゃ。感謝しな！』
「えぇ！？そんな、高いやろ……ええん？」
ゾムが遠慮する。
『いや、別に使い所の無い金があるから大丈夫。』
「どっからそのお金がでてるの……？」
うちのお姉ちゃんが立ち上げた会社が大儲けしてるって感じだね。
『まぁまぁ。とにかく明日を楽しみにしようじゃない。』
「おん！」
気付けばお菓子が無くなっていた。
『よーし。休憩終わり。』
「次何する？」
「トランプ！」
ロボロ、子供っぽいこと言いますね。
「大統領選挙？」
オスマン、それは違う。
『よっしゃ、ダウトしよ！』
「ええやん！」
「それ、オスマン強くない……？」
そりゃ強い。
『オスマンＶＳ私達でしょ？』
「え……俺ぼっち？」
「当たり前やん……」
と、言う訳で。
『第一回！魔王オスマンぶっころの会！(ただのダウト)』
『皆の者、魔王を倒す準備は出来ているかー！？』
「「「勿論！」」」
「なにこれ……」
『じゃあ、スタート。』
「1」
初めはゾム。
「2」
大先生。
「3」
ひとらん。
『4』
私。
「5」
ロボロ。
「6」
最後にオスマン。
「……7」
「8」
「9」
「ダウト。」
オスマンがファーストアタックをかける。
「……バレた？」
『やっぱコイツ強いなぁ……』
ひとらんのカードは12。
「まぁ、俺に掛かったら余裕めうー。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 472人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
クロ猫のノラ - まさかこれで終わりなんてことは…無いですよね?え?(圧)気長に待たせていただきますのでどうか…ｯどうかお恵みをぉぉ……By前世の小説の頃からファンの者より (2022年7月23日 3時) (
レス) @page20 id: 6467b6967a (このIDを非表示/違反報告)
紫【ゆかり】 - 更新してぇ (2021年2月6日 21時) (レス) id: 363e9bb990 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - え？好き…これからも無理せず頑張ってください！楽しみにしてます！ (2020年9月22日 17時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
階梯(プロフ) - 糜爛メーデーさん» ネタのオンパレードです。ありがとうございます！更新頑張りますね！ (2020年5月30日 10時) (レス) id: 64ec12ca01 (このIDを非表示/違反報告)
糜爛メーデー(プロフ) - もうリリカリリカ今は今は求める度に心クラクラリ♪（合ってる？）チョコミン党ってあれですよね？チョコミントアイスアイスアイス（ｲｪｲ）冷たくて♪（めっちゃ面白いです！更新頑張って下さい！） (2020年5月29日 19時) (レス) id: 03410a460b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
