五十三話 ページ5
『はい。一回休憩しよ。』
「せやな、今日1日ゲームしかしとらんはまずいし。」
ロボロはよく分かってらっしゃる。
「なにか甘い物無い？」
『あるけどオスマンの分はない。』
「けち。心無い。最悪。」
3コンボ！
『よし、オスマン。許さねぇ。せっかく百貨店のマカロンがあるんだけどね。』
この前依頼で貰ったやつ。
「ごめんなさい金持ち、心ある。最高！」
手のひら返しっぷり。
「じゃあ、俺お茶沸かしてくるね。」
『あ、ひとらんらんさん。ありがとう。お茶はここにね……』
「別にさんとか要らないし、長いからひとらんでいいよ。」
『あ、了解っす。』
「じゃあ俺もロボロでええんやけど……」
あれ？元々ロボロだった気も……？
『あ、ホビットですね。了解っす。』
「ちゃうわボケ！」
ハッハッハ。叱られてしまった。
取り敢えず冷蔵庫に沢山入っているお菓子を取り出す。
1人じゃ食べられないんだよね。
甘いものだし……
あんま好きじゃないって言うか。
『はい、じゃあひとらんがお茶入れてくれたし、お菓子食べよ。あぁ、でも、……ゾム。お前食べすぎんなよ？みんなの分考えてね？』
「……うっ。分かっとるって。」
という訳でお菓子タイムが始まった。
「てか、なんでこんな高そうなお菓子ばっかりあるの……？」
お茶を啜りながらひとらんが聞く。
『うーん。先生から貰った。』
嫁の機嫌を損ねたけどどうすればいい……？みたいな依頼。
「先生からって……何があったん？」
『言えないなー。それは。あ、そうそうロボロ。』
許可取らなきゃ。
「ん？どした？」
『あのさ、体育祭の司会あるじゃん。』
「あー。それが？」
『それ、リレーだけでいいから私にやらせて。』
「ええで。リレーの司会って親衛隊がうるさいから声通りにくいねん。」
親衛隊、本人に迷惑かけたらただの害悪じゃねぇか。
『あ、今言ったからね？取り消しなしよ。』
「おん。別に悪いことは無いだろうし……」
「……悪い事しか考えられないめう。」
「アレやろ……この前言っとった。」
二人とも言わないの。
「え？なになに？」
「「なんでもない。」」
『あ、そう言えばまた変わるけど、リレーって誰出るの？』
「うちのクラスは生徒会だね。」
ひとらんのクラスは生徒会。
「僕のクラスも。てまぁA同じだし知っとるか。」
「俺のクラスも生徒会。」
大先生も生徒会。
「ウチもだね。」
ロボロのクラスも生徒会。
……は？
実況しがいがありそうじゃん。
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クロ猫のノラ - まさかこれで終わりなんてことは…無いですよね?え?(圧)気長に待たせていただきますのでどうか…ｯどうかお恵みをぉぉ……By前世の小説の頃からファンの者より (2022年7月23日 3時) (
レス) @page20 id: 6467b6967a (このIDを非表示/違反報告)
紫【ゆかり】 - 更新してぇ (2021年2月6日 21時) (レス) id: 363e9bb990 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - え？好き…これからも無理せず頑張ってください！楽しみにしてます！ (2020年9月22日 17時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
階梯(プロフ) - 糜爛メーデーさん» ネタのオンパレードです。ありがとうございます！更新頑張りますね！ (2020年5月30日 10時) (レス) id: 64ec12ca01 (このIDを非表示/違反報告)
糜爛メーデー(プロフ) - もうリリカリリカ今は今は求める度に心クラクラリ♪（合ってる？）チョコミン党ってあれですよね？チョコミントアイスアイスアイス（ｲｪｲ）冷たくて♪（めっちゃ面白いです！更新頑張って下さい！） (2020年5月29日 19時) (レス) id: 03410a460b (このIDを非表示/違反報告)
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