六十二話 ページ14
『人がゴミのようだ！』
「バルス！」
『うわぁ！目が！』
「2人して何やっとんねん……」
ノリがいいのはゾムだけかよ。
「じゃ、まずどこ行く？」
保護者兄さんが聞いてくる。
『せーので言おう。せーの。』
「「ジェットコースター」」
「「「お化け屋敷」」」
『上から落ちるヤツ』
ん？お化け屋敷？
あれでしょ。ここの遊園地ですごい有名な怖いやつ。
……無理
『え？お化け屋敷は止めといた方が。』
「まさかw怖いん？」
『煽るなし。……べ、別にいけるしぃ！』
「駄目なら待っとってもええんやで？w」
大先生とオスマンに煽られる。
『……大丈夫ですぅ！でもさ、二種類あるけどどっち行くん？』
「呪われた館から行こや！」
ロボロがぴょこぴょこと跳ねて主張する。
「よし、じゃあ行こっか。」
……
列が長かった。
でもまぁ、ようやく私達の番が回ってきた。
「行ってらっしゃいー！」
受付に言われて、私たちはランタン型のランプをもって館内に。
「凄いな。」
「クオリティ高いね。」
「流石このパークの目玉だけあるめう。」
確かに、一つ一つのクオリティが高い。
とか言ってるうちに。
『ふわぁぁあぁぁぁあぁぁ！？た、助けてゾム！無理、無理！』
亡霊らしい物が壁にぺたぺたと。
ランタン型のライトも消えてるし……
「すっごいビビるな。」
「ゾムだけ得しとるやん。Aがくっついてきて。」
そ、そんな場合じゃないって！
『無理！無理……』
すると次は幽霊が後ろから追いかけてくる。
『うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！』
「すごい驚くね。」
「こんなに無理なんか？」
よく平然としてられるね！
『むり。』
そして出口に。
『……。』
「涙目やな。」
言うなロボロ。
「録音しときゃ良かったわ。」
『ゾム、禁止事項読んで。』
「録音は禁止です。やろ？冗談やって……」
分かってるんかい。
「次どこ行く？」
『アレ。』
私はさっき乗りたかった高いところから落ちるヤツ。名前がわからん。を指さす。
「ええよ！」
楽しそうなゾム。
対照的に
「え……」
「ちょ……」
死にそうな顔をするロボロと大先生。
『まさかw怖いんですか？そうですね。漏らすといけないもんね？』
「せやなwあ、ロボロだと身長足りへん？w」
「「乗ったるわ！」」
さっきとおんなじ感じがするな……
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 472人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
クロ猫のノラ - まさかこれで終わりなんてことは…無いですよね?え?(圧)気長に待たせていただきますのでどうか…ｯどうかお恵みをぉぉ……By前世の小説の頃からファンの者より (2022年7月23日 3時) (
レス) @page20 id: 6467b6967a (このIDを非表示/違反報告)
紫【ゆかり】 - 更新してぇ (2021年2月6日 21時) (レス) id: 363e9bb990 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - え？好き…これからも無理せず頑張ってください！楽しみにしてます！ (2020年9月22日 17時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
階梯(プロフ) - 糜爛メーデーさん» ネタのオンパレードです。ありがとうございます！更新頑張りますね！ (2020年5月30日 10時) (レス) id: 64ec12ca01 (このIDを非表示/違反報告)
糜爛メーデー(プロフ) - もうリリカリリカ今は今は求める度に心クラクラリ♪（合ってる？）チョコミン党ってあれですよね？チョコミントアイスアイスアイス（ｲｪｲ）冷たくて♪（めっちゃ面白いです！更新頑張って下さい！） (2020年5月29日 19時) (レス) id: 03410a460b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
