二十七話 ページ28
…全く。コイツらは。
すると、オルガが止めに、いや、違う。嘲笑いに行く。
or「二人とも醜いなぁwほらほら、きったねぇのはA様がお嫌いだよぉw」
口調変わり過ぎだろ。相変わらずだな。
そして、更に火がついたのか
ev「あぁん？調子乗ってんじゃねぇよ猫被りが！」
hr「せや、少し細胞からやり直せよルガ！」
or「そう言うとこが汚いんだよ？まぁ、心も汚い君等には到底分からないよね？」
オルガの言葉を皮切りに、一気に殴り合いへ発展する。
それを呆れてみるのはリア。
ra「また始まったっすね…これは俺も止めづらいなぁ…なんてったって皆全力で殺り合ってるから…流石にイブには勝てないんで。」
『しゃーないな。』
私の通路を壊されたら溜まったもんじゃない。
仕方なく護身用の短剣を抜き、戦いに乱入。
そして、三本の短剣で三人共首筋に当てる。
手が痛い。
派手に動くのは久々なんだから…
『全く、お前ら。私は血が嫌いなんだよ。争うなっての。ここまで汚れたら、私どうなるか分かんねぇよ？』
そして少し殺気を出すと大人しくなり、
「はーい…すみません。」
と口を揃えて言うのだった。
それを見ていたリアは、目をパチパチとさせていた。
ra「え…A様、珍しいですね。」
『あぁ、まぁな。っと、時間が惜しい。スマン。銃はまた今度なっ！』
そう私は別れを告げ、武器庫へと進んでいった。
…懐かしい。
暫く立ち入ってないからな、武器庫。
昔よくグルッペンの武器を探しにここに来たよな。
これがいい、あれがいいってずっと二人で考えて…
そう感慨に浸っていると、気づけば武器庫についていた。
沢山のキラキラとした剣やナイフが置いてあるが、目を引いたのは、昔ずっと使っていた剣。
一度アイツに譲ったモノだ。
…持っていくか。
切れ味はまぁ、大丈夫そうだ。
それにもう一つ、愛用してた剣があったな。
何処行ったっけ。
何か、魔剣を使うのは流石にマズイときに良く使ってたな…
少しゴソゴソと漁ると、すぐに見つかった。
『…切れ味、大丈夫なのか？』
それは鈍く光っていて、剣、と言うか、鈍器な気がした。
仕方ない、城に帰ったら研ごう。
こうして、二本の剣を手に入れて、先の通路に戻る。
すると、リア達が仲良く遊んでいた。
アイツら、さっきまで殺り合ってたのに仲いいな。
あ、そういや伝えるの忘れてた。
『おーい、ヘル、こっから南の漁村の貿易とかのやつ、全部解消して。やり方は任せる。それと、補填金も。はい、サイン。』
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階梯(プロフ) - あ、あ、ありがとうございます….！色々頑張って伏線(？)を貼ってます。続編の更新も頑張ります！ (2020年4月18日 18時) (
レス) id: 1546390b18 (このIDを非表示/違反報告)
病夜(プロフ) - ついに続編ですか！おめでとうございます！私的に、聖国について気になるところですね、。感情で目の色が変わるとか女王的な一面もあって面白いです！続編でも無理のないように更新してくれると嬉しいです！ (2020年4月18日 16時) (レス) id: ff1f7a7f36 (このIDを非表示/違反報告)
階梯(プロフ) - しおりんさん» ありがとうございます！亀更新ですが頑張ります！ (2020年2月21日 18時) (レス) id: 98e981bcd0 (このIDを非表示/違反報告)
しおりん - お、おも、面白すぎるッ、神様ッ続きも頑張ってください(≧▽≦) (2020年2月21日 17時) (レス) id: 521a219ebb (このIDを非表示/違反報告)
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