31.痴女* ページ34
「えっ？」
『学校じゃ食ってるか寝てるかのどちらかだし』
「あー、確かにそうだな」
授業は出てるから単位はくれるんだけどな
起きてる授業なんて体育かプログラミングぐらいしかないのではないだろうか。
「でも、お前も人のこと言えないぞ」
彼女は前にも述べた通り物静かな子だった。
というか枝野と教師以外で話している姿なんて見たことがない。
普段は本を読んでいて、近寄りがたいオーラを出してるというものあると思うが。
しかし、今はどうだろうか。
ところどころ破れた学ランを着て、肌着どころか血の気のない素肌が胸部のあたりから見える。
清楚のかけらもない･･･
どうにかならないものだろうか
『元々こんな感じだよ』
「絶対違うだろ」
『服ならなんとかできるけど･･･性格は無理だよ』
「じゃあ服だけでも変えてくれ」
『はいはい』
無造作にボタンを外していき、黒茶っぽく汚れた肌着を脱いでいく。
俺の目の前で、だ。
「ちょ、ちょっとここで脱ぐの？」
『うん』
「うん･･･じゃないよ!?俺一応男だけど」
『だから？』
パンツを脱ぎ捨てると、丸みを帯びた青白い肌が見えた。
つるりとした陰部もまたいい。死ぬ前に剃ったのだろう
そして、くっきりとした肉襞がこちらの欲をそそる。
あぁ、彼女を見てまた勃ってしまいそうだ。
『服取ってくるわ』
そう言い残すと、彼女は消えてしまった。
なんてやつだ･･･中途半端に興奮させやがって
抜くほどでもないからどうすればいいのか･･･
悶々としているうちに、彼女は大人びた服を着てこちらにやってきた。
『どうだ、似合うだろう』
シンプルな白のもこもこした長袖トップスに、モノトーンの花柄ロングスカートだ。
「こういうのも似合うな」
『そりゃ、ね？』
どうやら機嫌が戻ったようだ
女なんて褒めておけばなんとかなるからな。
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茄子2(プロフ) - 奏葉@TRPG廃さん» 応援ありがとうございます。是非、これからもお読みになっていただけると嬉しいです。 (2016年9月7日 16時) (
レス) id: 227a07cc88 (このIDを非表示/違反報告)
奏葉@TRPG廃(プロフ) - せ、世界観や文章、登場人物のぐじゃぐじゃな心情とか…もう、凄い素敵でした…！本屋さんにある小説くらい迫力があって一気に読み進めてしまいました。更新、是非頑張って下さい！陰ながら応援させて頂きます。 (2016年9月6日 17時) (レス) id: 3ff4ffe414 (このIDを非表示/違反報告)
茄子2(プロフ) - 霧憑 幻さん» ご指摘ありがとうございます。修正しました。 (2016年5月5日 22時) (レス) id: 45bd06207d (このIDを非表示/違反報告)
霧憑 幻(プロフ) - ページ2のほうで、「彼とうまくいってないのかな」でしょうか？「ないなかな」になってます (2016年5月5日 21時) (レス) id: a919ed2021 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茄子2 | 作成日時：2016年4月22日 20時
