生きていれば？ (ページ3)

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これは、呪われた1人の少年と

もう1人の少女の

～命の物語～

「やっほ～A！」

『おはよー』

いつもの日常。

何の変哲もないいつもの日常。

でも、今日

それが覆された。

先生「今日は転校生を紹介します」

こんな時期に…珍しいな

永遠「はじめまして。永遠です。これからよろしくお願いします。」

先生「席はそこで,,,」

,,,隣かよ,,,,,,！

永遠「,,,」

『,,,,,,』

永遠「,,,ねぇ」

『あ？』

永遠「君」

永遠「友達になろう」

今時こんなこと言うやついんのかよ,,,

『いいぜ』

これが全ての始まりだった。

永遠「ねぇ」

『ん？』

永遠「君さ呪われてるよ」

こいつ、頭おかしいのかｗ

『面白い冗談だなｗ』

永遠「試してみる？」

『は？』

彼女は俺をトンっとそっと押した

俺は少しだけ動いた

1秒後には元の場所にいて

目の前には花瓶が落ちていた

永遠「君は命に嫌われているみたい」

彼女は少しだけ笑ったように見えた

永遠「よろしくね。Aくん。」

『い、命に嫌われている？』

彼女に答える様子はない

『てかお前何者だよ！！！』

永遠「私はヤナギタトワ。あなたと同じ、呪われてる存在」

『呪いってなんだよ！』

永遠「神仏その他神秘的なものの威力を借りて、災いを取り除いたり
　起こしたりしようとする術のこと」

『お前は国語辞典かよ…』

永遠「私もあなたと同じ…」

『呪われてるって言うんだろ。見せてみろよ』

永遠「分かった。」

そう言って彼女は

　死んだ。

『・・・・は???』

車に引かれて死んだ・・・・

死んだ・・・・はずだった

みるみるうちに彼女の体が再生していく

俺は言葉が出なくなった

『・・・はあああああああああああ！？』

永遠「こゆこと。」

『どゆこと？』

永遠「私は死に嫌われている」

『つまり・・・』

永遠「不老不死ってこと」

彼女は何者なのだろうか