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そんなふうに毎日を過ごしている内に学校へ行くようになり、いつのまにか中学生になって、俺と焦凍はもうすぐ高校生になろうとしている。
双子は必ずクラスを別々に分けられてしまうから、クラスが一緒になったことは1度もない。
離れ離れになっているあいだは寂しかったけど、俺はなんとかがんばった。
……だけど焦凍は結構こたえるようで、毎日寂しい気持ちが限界まで達してしまうらしい。友達を作ろうとしないから尚更だ。
その結果俺は毎日一緒に学校から帰ってきては部屋でぎゅうぎゅうと抱きつかれている。
俺も焦凍ほどではないものの寂しい思いをしていたのは確かなので、焦凍を抱きしめてお互いをじっくり補給する。
それから宿題やったり予習復習したり駄弁ったり。
姉さんからのご飯の呼び掛けが聞こえるまでそうしたら、一緒にご飯を食べて、一緒にお風呂に入って、一緒に寝る。
いつも通り。幸せだ。
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作者名：成瀬 | 作成日時：2019年10月16日 0時
