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少年は少しため息をつき、服についた汚れを手で落としながらゆっくり立った。
私はぶつかってしまった相手が男の子だと分かった瞬間、よく分からない恐怖で少しかたまってしまった。
でもあの時の犯人は大人の男の人だったから…！同じくらいの子は怖くない！！
そう考えて自分に言い聞かせたらなんとか落ち着いた。
⁇「おい、いつまでそこに座ってるんだ」
「あ！ご、ごめん…」
慌てて立つと少年はこちらを少し見た後に、奥の方を見て言った。
⁇「…お前もホグワーツに入学するのか？」
「え…な、なんでそれを…？」
少年はこっちを見て、やれやれという感じで言った。
⁇「お前と似た髪の背の高い女がホグワーツの入学に必要な荷物を持っていたからだ」
「あ、その人はわた…僕のお母さんだよ！
僕のお母さんってわかるのすごいね！」
⁇「ふん、君の髪の色はそんなに見ないからな」
「そうなんだ！君の髪もつやつやしててすっごく綺麗だね！君の髪のような色も全然見たことないよ…！」
⁇「っ！//そ、そうか…//」
彼は少し照れてそっぽを向いてしまった。
「そういえば君なんて名前なの？？僕はA・ルイス」
ﾄﾞﾗ「僕はマルフォイ、ドラコ・マルフォイだ」
「マルフォイ…うーん…どこかで聞いたことあるような…」
ﾄﾞﾗ「ルイス…つまり君の一族は純血か。」
「え？あ、うーーん…そうなのかな…？僕そこまで家系とかに詳しくないんだ」
ﾄﾞﾗ「まあいい、それより僕はもう行かないといけない。ルイス、また入学式に会おう。」
「うん！またね、マルフォイ。」
そう言ってマルフォイはいつのまにか向こうで立っていたマルフォイの髪色に似た髪をロングにしている男性の元にいった。
その後、ロングの男性…マルフォイのお父さんであろう人がこちらを見て、にっこりと微笑み軽くお辞儀をしてマルフォイと一緒にどこかに行った。
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作者名：N2 | 作成日時：2023年4月7日 21時
