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「ハーマイオニー…その、ごめん…」
ﾊｰ「なんでAが謝るの？」
「だって…僕マルフォイといつも仲良くしてるのに、あの時何も言えなかったし、何もできなかったから……」
ﾊ「そんなことで誰も君を責めたりなんかしないよ。」
ﾛ「うっ…おえぇ……。本当だよ…それに悪いのはAじゃなくて、あいつの方だし……。っおぇ……反吐が出るよ……。」
ｼｱ「Aはハーマイオニーのことが心配だったからここに来たんでしょ？」
「うん…だってあんなのひどすぎる…」
ﾊｰ「ありがとう、A。…本当にあなたがスリザリン生だなんて思えないわ。」
ﾊｸﾞ「今どき、マグルの血が入ってる魔法使いがほとんどだ。
第一にオレたちのハーマイオニーに使えない呪文なんてひとっつもねえぞ？気にするこたぁねえ。」
ハーマイオニーはみんなに慰めてもらって、照れたように微笑んだ。
とりあえず落ち着いたかな…って思ったら
ｼｱ「…うーん……A、もうここのみんなには大丈夫なんじゃないかな」
「大丈夫って…？」
ﾊｰ「…もしかしてあなたの本当のことの話なんじゃないの？」
「…え」
本当の性別をハリーとロンにも明かすってこと…？！
「お、お姉ちゃん…でもハーマイオニーは女の子だから良かったけど……ハリーたちにバラすのはちょっと勇気が……」
ｼｱ「…秘密を守るって約束はたしかにしたけど、前にAが克服したいって言ってたから、私はその手伝いもしたい。
あ、でも私はゆっくりで良いって言ったよね…うーーん…
…私のわがままだけど、ハリーたちなら信じれると思うの…。」
ﾊ「何の話？」
シアーラお姉ちゃんはいつも私のことを考えてくれている。
たしかにハリーたちはもう私にとって大切な友達。
それにもう私は同学年くらいの子は克服できてるはず…。
過去のトラウマのせいにしてばっかりじゃダメだ。
「あのね…その、ハーマイオニーには前に明かしたんだけど実は僕…いや私ね……」
そう言ってハーマイオニーの時のように秘密を明かした。
予想通りハリーとロンはびっくりしていた。
ﾊ「Aって…女の子だったの…？」
ﾛ「Aが女の子…？！うっ………おぇぇ……」
「うん、色々事情があって秘密にしてたの…。ごめんね嘘ついてて…」
ﾊ「ううん、むしろ僕たちにも教えてくれてありがとう。ちゃんと秘密は守るから。」
ハリーはロンの背中をさすりながらそう言ってくれた。
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作者名：N2 | 作成日時：2023年4月7日 21時
