あの双子の弟のことが好きだなんて認めない！【ドラコ・マルフォイ】 (ページ37)

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ｼｱ「A！朝だよ！起きて起きて！」

「うぅーん……あと5分……いやあと1時間寝させて……」

ｼｱ「ふふっ、5分と1時間って全然違うじゃん。てか寝たらダメだよ！今日家族とダイアゴン横丁にお出かけするって昨日の夜話したじゃん！」

「うぅん…無理…いつもより早めに寝たはずなのに瞼が重い……」

私がまだもぞもぞベッドの中で寝ようとしたら

ｼｱ「強行突破よ！えいっ！！！」

「っっ！！！寒いっ…！！！」

勢いよく掛け布団を剥がされ、寒さで強制的に目が覚めた。

ｼｱ「ほら、さっさと支度して〜！」

「りょーかい…」

目を擦りながらムクッと起き上がって、フクロウが来てないか窓の方を確認したがいなかったので、「昨日の夜に送ったばっかだし、さすがにね」と思い、支度をし始めた。

お姉ちゃんと一緒にパパとママに「おはよう」と挨拶をした。

ｼｰ「Aは相変わらず朝に弱いわねぇ。いつもちゃんと起きれてるの？寝坊したりしてない？」

「いつも友達がなんだかんだ言いながら起こしてくれてるから大丈夫だよ。」

ｼｰ「あら？女子寮で生活してたかしら？」

「ううん、男子寮だよ」

ｼｱ「ママ！Aに男の子の友達ができたんだよ！」

ｼｰ「そうなの…？！ママ、Aがスリザリンに組み分けられた上に男子寮で生活するだなんて聞いた時、上手くやっていけるのか心配してたけど安心したわ…。」

ﾃｨ「同い年の男の子は大丈夫になったんだな。良かったよ。」

そして朝食をとり、ダイアゴン横丁に向かった。