あの双子の弟のことが好きだなんて認めない！【ドラコ・マルフォイ】 (ページ29)

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「ねえ、これなんだっけ？」

ﾄﾞﾗ「それは………」

今マルフォイに勉強を教えてもらっている。

なぜならもうすぐテストがあるからだ……。

ﾄﾞﾗ「…だからこうなる。分かったか？」

「おお〜！なるほどそういうことかぁ…マルフォイ教えるの上手だね。」

ﾄﾞﾗ「どうも。で、いつになったらお前の課題は終わるんだ。」

図書館で勉強教えてもらい始めてからかれこれ2時間経とうとしている。

「えーっと…あとこれとこれとこれ…くらいかな…！」

ﾄﾞﾗ「お前…どれだけ溜め込んでたんだよ…。」

「…えへへ」

ﾄﾞﾗ「笑って誤魔化すな。」

「い、いひゃい！いひゃい！」

思いっきりほっぺたつままれた…。

「反省はしてる！だから……今度からは溜め込む前にマルフォイに勉強教えてもらうようにするね！」

ﾄﾞﾗ「何でそうなる！課題くらい自分でやれよ！」

「ちぇ」

……本当に自分でやれって話だけど

なんでかなぁ、最近マルフォイがそばにいないと寂しいんだよね…。

家族と離れた時と似てるような…けどなんかちょっと違うような…よくわからない寂しさ。

何なんだろう…。

ぼーっと考えてたら

ﾄﾞﾗ「おい。…手が動いてないが…まさか寝てないだろうな？」

「え？！ね、寝てないよ！」

ハッとしてまた課題に取り組み始めた。

それから数時間くらい経ち、とりあえずなんとか課題を半分くらい終わらせることができた。

「マルフォイありがとう…！明日もよろしくお願いします！」

ﾄﾞﾗ「…は？？明日もするのか？！」

「あとまだ半分くらい残ってまして……ダメかな？」

ﾄﾞﾗ「っ//

……はぁ。どうせ、僕が嫌だと言ったらあいつらのとこに行くんだろ。」

「もちろん。」

ﾄﾞﾗ「……明日も付き合ってやる。」

「やった！」

マルフォイは複雑そうな顔をしながらも約束してくれた。