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「その、初対面だったし…わ…僕って人見知りしがちだからそう見えたんじゃないかな？」
いまだに一人称を僕にするの慣れない……。もう今日何回言い直したんだろう()
ﾄﾞﾗ「ふん…そうか。」
私から目線が外れて、また会話が途切れた。
どうしよう…私のことはなんか色々見抜かれてる気がするのにマルフォイの考えてることが全然わからない…！！
とりあえずこの無言の時間気まずいから何か話題を振らなければ…
「あ！えっと、マルフォイはどこの寮に入ると思う？」
ﾄﾞﾗ「僕か？僕は絶対スリザリンさ。」
「自信満々だね。」
ﾄﾞﾗ「僕の家族はみんなスリザリンに組み分けられたんだ。だから僕もそうに決まってる。」
マルフォイ自身もスリザリンに入りたがってるように見えた。
私から勢いで話題を振ったけど、実は四つの寮についてよく知らないんだよね。←
だから「良いね。」とだけ言った。
ﾄﾞﾗ「Aはどこに入ると思ってるんだ？」
「うーん…僕は…マルフォイの理由と同じだったらハッフルパフなのかなぁ」
マルフォイは「まあルイス家だしな」みたいな感じで少し納得し「ふーん」と言った。
ﾄﾞﾗ「Aがスリザリンに組み分けられることを願っておくよ。」
「寮についてはよく分からないけど、マルフォイが入りたがってるうえに僕にも勧めてくるなら、よほどスリザリンも良い寮なんだろうね」
ﾄﾞﾗ「ふん、純血しか入れない寮だからな。」
「そうなんだ…ハリーが魔法界について何も知らないことにびっくりしたけど僕も人のこと言えないくらい知らないこと多かったな…。」
ﾄﾞﾗ「…」
ハリーの名前を出したら少しだけマルフォイの顔が険しくなった。
そういえばハリーとあんまり仲が良くなさそうだったな…。
ﾄﾞﾗ「…そのへんのことは僕が教えてやる。」
「へ？」
ﾄﾞﾗ「だからあんな奴らと付き合うのはやめろ。」
「それは…難しいお願いだね…わた、僕はみんなと仲良くしたいな。もちろんマルフォイとも。」ﾆｺｯ
ﾄﾞﾗ「っ…！//ふんっ…」
にっこりしながら言ったらマルフォイが一瞬面食らったような顔をして、なぜか少し照れたようにそっぽ向いてしまった。
デジャブを感じるなぁ…
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作者名：N2 | 作成日時：2023年4月7日 21時
