ここは? ページ2
「今日もアダムはかっこいいなぁ…」
教室でポツリ呟いたのは高校2年の女子高生ハル。
「またそんなこと言ってる…よく飽きないね」
友達のくみちゃんがそういった。
2次元にハマり始めたのは一年前、コンパスをはじめてからだ。
それまでは普通の高校生。
クラスでは割とパリピな方で、ちょっと頭が良くて、見た目は自覚があるくらい可愛いって感じ。
彼氏もいたし、ゲーム!アニメ!って感じのオタクではなかった。
たまたま暇つぶしにはじめたコンパスの、アダムユーリエフというキャラクターに一目惚れしてしまい、所詮、夢女子のような生活をしている。
「アダムに…会いたいなぁ…」
「なら来てください。」
「え?」
いま…画面のアダムが喋った???
こんなセリフ、あったっけ???
ぐるぐる考えているといつの間にか私が蒼の光に包まれて…
コンパスキャラになっていた。
続く お気に入り登録で更新チェックしよう!
最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している
←はじまり
1人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:粉雪ハルカ | 作成日時:2018年9月7日 20時