真紅の暴君 その�将将将� ページ45
『…………。』
周りが何やら騒がしいけど、如何でも善い
先輩だって、云って善い事と悪い事くらい判る筈
もう、キレたから
先輩相手であっても、容赦はしないから
リド「痛っ……え？ボク、殴られた…？…A、？」
そう云う先輩に
『…先輩、云って善い事と悪い事の区別くらい、出来ますよね？何時から先輩は他人の教育について偉そうに云える立場になったんです？』
冷静にそう云い、冷ややかな目で先輩を見る
『子供は親にとってどんな存在なんですか？…少なくとも、子供の頭の善さだけで自分の価値が決まる訳じゃない』
リド「なんで…キミなら、Aなら…分かってくれるって、友達…でしょ……？」
『…友達が全てを肯定してくれるとは、限りませんよ』
と、僕が云うと
ﾊﾂﾓ「もう、うんざりだ…うんざりなんだよ！」
と、寮生がリドル先輩に投げた物を、手で受ける
グシャリと音を立てた其れは、卵だった
リド「誰だ！ボクに卵を投げた奴は！」
リドル先輩がそう云っても、誰も何も云わない
……こう云う時だけ反抗する。都合の善い奴等だ
リド「フ……ハハハ、アハハ！！うんざりだって？うんざりなのはボクの方だ！」
"名乗り出ないなら全員連帯責任だ！"とペンを構える
リド「……Aがボクを裏切ったのも、全部お前らのせいだ」
ｷﾞﾛｯとユウキ達の方を睨み、ペンを向けた
拙い！、と思いユウキの処まで走る
──異能力【朱雀結界】
リド「
ｶﾞｼｬﾘｯ
『う"っ……』
ﾕｳ「Aくん！」
異能力を発動し、ユウキの躰に触れた後、直ぐにリドル先輩の声が聞こえ、僕の首にあの首輪が嵌った
トレイ先輩がリドル先輩を止めようとするも、エースがリドル先輩を煽り、先輩は顔を苺の様に真っ赤にして"うぎぃぃぃぃぃぃぃ！！"と怒る
瞬きをした瞬間だった、周りの景色が一転し、文字通り"地獄絵図"と化していた
庭中の土や石や岩、薔薇の木迄もが空へ浮き上がる
リド「バラの木よ、あいつの体をバラバラにしてしまえ！」
エースに向かって薔薇の木が飛んでいく
ﾕｳ「早く逃げて！……って、Aくん！？」
躰が先に動いた
僕はエースの前に立ち、両手を広げる
エ「なっ！A！早くにげ『僕は、逃げない』はぁ！？」
『君を置いて逃げる何て、助けられる命を見捨てる何て、僕は絶対にしないから！！』
薔薇の木は、目前まで迫っていた
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夜桜綺羅莉(プロフ) - 十字架さん» ありがとうございます！！こちらこそよろしくお願いします！！ (2020年7月18日 18時) (
レス) id: da3fb1498a (このIDを非表示/違反報告)
十字架(プロフ) - 夜桜綺羅莉さん» 確認出来ました！フォロバしました！よろしくお願いいたします！(*´ω｀*) (2020年7月17日 23時) (レス) id: c966d7697c (このIDを非表示/違反報告)
夜桜綺羅莉(プロフ) - 十字架さん» フォローさせて頂きました！確認の方お願いいたします！ (2020年7月17日 20時) (レス) id: da3fb1498a (このIDを非表示/違反報告)
十字架(プロフ) - 夜桜綺羅莉さん» コメントありがとうございます！ぜひお願いします！(*´ω｀*) (2020年7月16日 1時) (レス) id: c966d7697c (このIDを非表示/違反報告)
夜桜綺羅莉(プロフ) - 今更ながらすみません！Twitterの方でアカウントの方をフォローさせていただいてもよろしいでしょうか？？ (2020年7月16日 0時) (レス) id: da3fb1498a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：十字架 | 作成日時：2020年6月6日 13時
