真紅の暴君 その�将将将� ページ44
トレイ先輩は振り向いて、僕を見た
『…僕なら嫌われても善い、友達じゃ無くなっても善い。あの人を正しい道に導いてあげなきゃって思いますよ』
『俺には出来ない…そんなの只の云い訳です』
そこ迄云って、グイッと彼に近づき、目を合わせる
『彼に、真っ向から云ってあげられるのは、幼馴染みの貴方だけ。リドル先輩を知っている、トレイ先輩だけなんです』
トレ「！！…A」
『…では、また明日、お会いしましょう』(ﾆｺｯ
そう先輩に笑いかけ、図書室を出た(皆は先に出てたよ)
〜翌日〜ハーツラビュル寮：バラの迷宮〜
今日はあの2人の決戦の日、だけど、何故だろう
『(こんなにも胸騒ぎがする……)』
ギュッと胸の上の服を握りしめた
ﾕｳ「Aちゃん…大丈夫？」
『……僕は、大丈夫だよ。僕よりも、あの2人が心配だ』
ユウキから視線をずらし、3人の対峙している方を見る
決闘の掟で、ハンデである首輪を2人は外される
リドル先輩は16時にお茶をする規則があるらしく、時間が無いから、2人纏めて相手をすると云う
学園長の投げた手鏡が割れ、決闘開始の合図がなる
だが、
リド「
ｶﾞｼｬﾝｯ
エ・デュ「うわぁぁぁぁっ！！」
勝負はすぐに着いた
エースとデュースは手も足も出なかった
ﾕｳ「は、速い……！」
『レベルが違う…か、』
リド「やっぱりルールを破る奴は、なにをやってもダメ。…お母様の言う通りだ」
デュ「くっ……確かに、ルールは守るべきだ。でも、無茶苦茶なルールを押し付けるのはただの横暴だ！」
リド「ハァ？ルールを破れば罰がある。そして、この寮ではボクがルールだ」
"だから、ボクが決めたことに従わない奴は、首をはねられても文句は言えないんだよ！"と叫ぶ
ﾕｳ「ルールだからって、何をしても良いわけじゃない！」
そう云ったユウキに、怒気の孕んだ目を向けた先輩
リド「罰則もないルールなんか、誰も従わない！そんな簡単なことも分からないなんて、キミは一体どんな教育を受けてきたの？どうせ大した魔法も使えない親から生まれて、この学園に入るまでろくな教育も受けられなかったんだろう。…実に不憫だ」
其れを聞いた時、僕の中の何かがキレた
ﾊﾟｼﾝｯ
リド「……え、」
トレ・ケ「リドル！？/くん！？」
静かに足を進めて、2人を押し退けて、僕はリドル先輩の前まで来ると、その頬に平手打ちをした
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夜桜綺羅莉(プロフ) - 十字架さん» ありがとうございます！！こちらこそよろしくお願いします！！ (2020年7月18日 18時) (
レス) id: da3fb1498a (このIDを非表示/違反報告)
十字架(プロフ) - 夜桜綺羅莉さん» 確認出来ました！フォロバしました！よろしくお願いいたします！(*´ω｀*) (2020年7月17日 23時) (レス) id: c966d7697c (このIDを非表示/違反報告)
夜桜綺羅莉(プロフ) - 十字架さん» フォローさせて頂きました！確認の方お願いいたします！ (2020年7月17日 20時) (レス) id: da3fb1498a (このIDを非表示/違反報告)
十字架(プロフ) - 夜桜綺羅莉さん» コメントありがとうございます！ぜひお願いします！(*´ω｀*) (2020年7月16日 1時) (レス) id: c966d7697c (このIDを非表示/違反報告)
夜桜綺羅莉(プロフ) - 今更ながらすみません！Twitterの方でアカウントの方をフォローさせていただいてもよろしいでしょうか？？ (2020年7月16日 0時) (レス) id: da3fb1498a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：十字架 | 作成日時：2020年6月6日 13時
