御伽の国の話 その�� ページ6
鏡〔汝は、色も形もある。が、魔力は無い。魔力では無い、別の強力な力を感じる〕
『あり？バレてる？』
そんな事も判っちゃうんだね〜
クロ「何ですって！？」
ザワザワと、又も騒ぎ始める
鏡〔汝のその力は、この世界に必要な力。〕
『必要な力？』
え、魔法があるのに？
ん〜……何でだろう、
鏡〔……ふむ、決めた。〕
お？決まったかな？
ちょっと、ワクワクしてきた
鏡〔汝は、
.
どの寮にも相応しくない。〕
『おりょ？』
クロ「何と！！」
ザワつきが、更に酷くなった
鏡さんは続ける
鏡〔汝の力は、我にも測れぬ。確かに、形も色もある、故にどの寮にも相応しい。しかし、その力は強大、汝以外には扱えぬ。〕
……まぁ、だろうね
鏡〔だが、汝が望むならば汝が決めるがよい。汝には、何一つ欠けるものは無い。他の寮が望むものを、汝は持っている。〕
そう鏡さんが云った瞬間、
後ろからの視線が一層強くなった
はぁ、面倒だなぁ〜……
『……又々〜、ご冗談を』
僕は笑顔で鏡さんの云った事を、否定する
鏡〔冗談などでは無い。汝には、此処に居る者には無い、深い、深い闇に覆われた"ナニカ"を感じる。〕
『！！』
鏡〔しかし、それは汝にしか分からぬ。〕
〔汝の力は、この世界の希望であり、汝の思うがままである〕
鏡さんは、其れだけ云うと消えてしまった
『……希望、思うが儘、ね』
こんな僕が、希望を見せられるとでも？
馬鹿馬鹿しい、
そんな事を考えていると、
モA「ドラコニアって……"あの"マレウス・ドラコニア？！」
モB「この学校に通ってるって、マジだったのかよ」
モc「怖えぇ……。」
何時の間にか話は、進んでいた様だ。にしても、
…ふ〜ん、マレウス・ドラコニア…か、
？「おぉ、やはり。もしやと思って来てみたが、マレウスは来ておらなんだか。」
おぉ、もう一人小さい人が増えた
黒髪に桃色のインナーカラーが入ってる
而も、何かおじいちゃん見たいな話し方だ
？「"また"式典の知らせが届いていなかったと見える」
"また"……？
え、マレウスさんはイジメられてんの？←
？「申し訳ありません。決して、仲間はずれにした訳じゃ無いんですよ。」
？「どうも彼には、声をかけづらいオーラがあるんだよね。」
だとしても…イジメ、駄目、絶対！！←←
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 591人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
十字架(プロフ) - 吹雪 雪さん» コメントありがとうございます！それはネタバレになってしまうので詳しくは教えられませんが、夢主にとってとても大切な人が代わりに……とまで言っておきますね！今後の物語で明かしていくつもりなので、それまでお待ちいただければと思います！(*´ω｀*) (2022年10月24日 13時) (
レス) id: a145c4e50f (このIDを非表示/違反報告)
吹雪 雪(プロフ) - 初コメ失礼します!とっても面白いです!1つ質問なのですが、11歳で必ず死ぬのに何故夢主は生きているのでしょうか? (2022年10月23日 22時) (レス) @page24 id: f98270bfe7 (このIDを非表示/違反報告)
十字架(プロフ) - 魑魅魍魎さん» コメントありがとうございます！そう言って頂けて、本当に嬉しいです！！はい！頑張りますね！！(*´ω｀*) (2020年5月31日 13時) (レス) id: c966d7697c (このIDを非表示/違反報告)
魑魅魍魎 - この小説とても面白いです！！更新頑張ってください！！ (2020年5月31日 13時) (レス) id: 2bc60ebb64 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：十字架 | 作成日時：2020年5月24日 17時
