『悪魔の六つ子』と『双魔の死神』

第参拾陸松目 ページ45

あの後すぐに、おそ松達が来て(と言うより、飛び込んで来たと言った方がいいか？)トト子ちゃんと幻夢のボティーブローをくらってた←

〜昼休み〜←早いとか言わないで


『………。』(正座←


トト「(╬^言^)」(仁王立ち←


只今、現在進行形でトト子ちゃんにお説教をされてます←
あ、おそ松達は購買に行って、幻夢は先生に呼び出されていていません←


トト「逢夢？私が言いたい事、分かる？」


『……………はい』


多分、さっきの事だと……


トト「さらりと流そうと思ったんでしょ？」


『………ｲｴ､ｿﾝﾅｺﾄﾊﾅｲﾃﾞｽ』←


やっぱり、バレてる←




トト「私、いつも言ってるでしょ？喧嘩するなら、顔に傷を残さないでって！！」←


『…………ｽｲﾏｾﾝ』←


実は、昨日の喧嘩で右頬の端っこ当たりに切り傷が出来ていたのを、見つかってしまった


トト「大体、逢夢はもう少し自分を大切にしなさいよ！優し過ぎるのは逢夢らしくて好きよ！大好きよ！！でも、これ以上はやめてちょうだい！」


と、言いつつも、ちゃっかり絆創膏を貼ってくれるトト子ちゃん
これっぽっちの傷に大袈裟だなぁ〜…


トト「聞いてるの！？」


『聞いてるよ？でも、仕方ないんだよ？幻夢が危なかったから体が素早く反応しちゃったの』


幻夢は守れたけど、僕は……
まぁ、防げてないから、傷が付いたのだけど


トト「それでもよ！本当にやめて、私もおそ松くん達も心配なの。おそ松くん達も喧嘩では有名だけど6人居るから心配はしてないわ。けど、逢夢達は？2人だけなのよ？一人が集中して喧嘩するならば、もう一人がサポートに回らないと行けない。おそ松くん達みたいに突っ走って行くことも出来ない、弱いって言ってるわけじゃないの、ただっ━━！」



トト子ちゃんの言葉が途切れる



それは、僕がトト子ちゃんを引っ張り抱きしめて、途切れさせたから



『ありがとう、心配してくれて。ごめんね？言いつけ守れなくて。でも、絶対に重症になったりﾀﾋんだりしないから、許して？ね？』


トト子ちゃんを抱きしめながらそう言う


トト子ちゃんの返事を待つ


・ ・ ・


…あれ？


『…トト子ちゃん？』


体を離し、顔を見ると


トト「………/////(ﾌﾟｼｭｰｰｰｯ」


『わあぁ…！！ト、トト子ちゃん…！？』


顔を真っ赤にして、頭から煙が出ていた


トト子の脳内

トト子「(耳元で、囁かれたぁ♡♡あぁん♡もう好き♡大好き♡)」



逢夢Loveなトト子ちゃんなのでした

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