『悪魔の六つ子』と『双魔の死神』

第弐松目 ページ5

路地裏から出て十数分
無事に学校に着いた僕達


幻「ぎりぎりセーフ！！」


『…全然時間あったね』


只今の時刻 ７：４０

授業が始まるのが８：３０


まだ、チラホラと生徒が入っていくのが見える


『…とりあえず、クラスにi「逢夢ーーーーーーーーー！！！」ゲッ…』


幻「ゲゲッ！」


逢夢と幻夢が見つめる先には


トト「逢夢ーー！！会いたかったわーーーー！！」


(自称)皆のアイドル、弱井トト子ちゃんが僕らに向かって走って来てる……？

えっあっ…


『ちょっ待って…！トト子ちゃ(ｸﾞﾌｩｯ』←


逢夢達に向かって走ってきたトト子ちゃんはそのまま逢夢のお腹に突っ込んだ←


トト「逢夢逢夢逢夢の匂い…ﾌﾍﾍﾍﾍｯ」←


『ト、トト子ちゃん…？』


トト子ちゃんは逢夢の胸の下辺りに顔を埋(うず)め匂いを嗅いでいる←


幻「は・な・れ・ろ！！この変態が！！」


幻夢はベリッと引き剥がし、逢夢の腕を引っ張り抱き締めた


トト「変態なんて失礼ね！ただ私は逢夢を感じていただけよ！」←


幻「それが変態だって言ってんだよ！だいたい、逢夢ねーの匂いを嗅いで良いのは俺だけだ！！」←


トト「そっちこそ変態じゃない！それに！逢夢は私の嫁よ！！」←


幻「逢夢ねーをお前何かに任せられるか！絶対、逢夢ねーは渡さないからな！」←


毎度恒例の変な喧嘩……

止めて欲しいんだよね…
視線が痛いから…←


『…とりあえず、教室行こ…？』


幻/トト「喜んで！！」←←


『あはは…(苦笑；』


そして僕達は、教室に向かった

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