獪岳 ページ20
-
『おー、皆んなやってるなあ。』
あの後、心臓がバクバクで落ち着かなかったため、訓練して気を紛らわそうと思ったが、さすがにダメと言われたので、今は鬼殺隊が訓練しているのを見学してる。
正直めっっっちゃ暇。私もはいりたい。でもやったらそれこそ次は誰かの怒りの雷が落ちる。
あ〜。暇だあ……。
「…なにやってんだよ、あんた。」
『あ、獪岳〜。いやーちょっと大怪我してて安静にしてろ。って言われたから訓練の見学。』
私の目の前にいるのは獪岳という鬼殺隊。昔はめっちゃ警戒されていたけど、師範が自分を認めてくれない。と言っていたのを否定したところ謎に懐かれた。
正直、頭の上の数字は最近見ないようにしている。ほら、低かった時って傷つくんだよ。
でも…仲良い人のは気になる……見ようかな、見ようかな、見る！！！
バッ！と獪岳の好感度をみる。
えっきゅっ！？95！？たっか。一周回って冷静になれるわ。いややっぱなれん。
「そういえば、あの後、師範に文できいたところ、ちゃんと俺のことを認めている。誤解させてすまなかった。とかえってきた。」
『ほ、ほへえ。良かったね。』
なんだほへえて。焦りすぎだろ落ち着こうか私。
「…ああ。あんたのおかげだ。ありがとう。」
『えっ。照れる。』
「分かった以上は、まぬけ野郎にも実力差見せつけて、あんたを超えにいくからな。馬鹿面ばっかしてると足元すくうぞ。」
『おい待て馬鹿面とはなんだ馬鹿面とは。口の悪さでてんぞ獪岳さん。まあ今更敬語でも鳥肌たつけど。』
獪岳の良いとこはどれだけ好感度があがっても口の悪さがにじみ出るところですね。
『まあでも獪岳なら本気で超えてきそうな気もするんだよなあ……。怖え…。』
「あんたそんなに弱くねえだろうが。」
『えっ。落として上げるの意外だわ。やる気でた。』
「そんなんで大丈夫なのかよ時柱。」
『あ、落とされた。』
うーん…好感度には触れた方がいいのか…？正直めっちゃ気になる。でもなんて聞いたらいいんだろ。
んーー…。
『獪岳ってさ、私のことけっこう好きだよね。』
アッ。しまった、普通に自意識過剰な人だ私。
「そうだな。」
『ん、？ん？今何と？？？』
「あんたが自分のこと好きか聞いたんだろ。だから�犢イ��瓩辰童世辰燭鵑世菁麓�。」
『ん゛ん゛ん゛』
「なにやってんだ気持ち悪い。」
苦しんでんだよ馬鹿野郎
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 4213人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：なる | 作成日時：2019年12月20日 1時
