どこ ページ18
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『ん…どこだここ……ってうお！アオイちゃん。』
随分眠っていた気がする。目覚めた瞬間、見覚えのある景色が広がった。蝶屋敷だ、宇髄さんが運んでくれたのだろう。そして、隣にはアオイちゃんが寝ている。…心配させちゃったかな。
「ん…なんですか、騒がしい…え、Aさん！？」
『おはよう、アオイちゃん。』
「おはようじゃないですよ！！貴方3日も寝てたんですからね！！」
『みっ、3日！？そんなに寝てたの私！？』
「お腹に傷が出来てるのに長い間戦うからです！！他の柱様方も心配されていましたよ！！」
『ん…待てよ…3日？てことは…カナヲちゃん最終選別もう行っちゃってるじゃん！！』
「はあ…。とりあえず、貴方は安静にしていてください。それと、柱様方の説教をうけるように。」
『はーい。またね、アオイちゃん…ん、説教？？』
「ええ。私は何も助けませんからね。それでは。」
そう言い、アオイちゃんは部屋から出て行く。
え、私柱から説教うけるの？？わりときついよあの人達の説教。特にしのぶさんと伊黒さんと錆兎はきつい。
いや、柱が全員来るとは限らないしな。
『大丈夫。大丈夫なはず…。』
「ふふ、なにが�狢臂翩廰瓩覆鵑任垢�？」
『うおっっ！！しのぶさん！？びっくりした…。』
「私も宇髄さんに抱えられてきた貴方を見た時はびっくりしましたよ。お腹に思いっきり怪我してるのにどうやったら止血忘れちゃうんですかね？」
笑顔が怖い…怖いよしのぶさん！！！
『いやあ…そのつい夢中になっちゃってたというか…。』
「はあ…。分かりました。もっと自分の身体を大切にしてくださいね。」
『はい！！』
「それでは、私は別の人を見に行くので。薬、ちゃんとのんでくださいね。」
『あっ、ハイ。』
よし……まずはしのぶさん。後は誰が来るんだろ。頑張れよ私の精神。
すると、誰かが入ってくる。
「Aちゃん！！起きたのね！…私、とっっても心配したのよ！」
『蜜璃ちゃん！！ごめんね、心配かけて。』
「ええ…もっと自分の身体を大切にしてね。Aちゃんがいなくなったら私…」
『ごめんね。心配してくれてありがとう。これからは気をつけるよ。』
そう言って私は蜜璃ちゃんの頭を撫でる。
90になる数字なんてもう気にしない。
…髪サラッサラ←
「(こ、困った顔で頭を撫でるなんて…顔がひたすら良いわ…キュンキュンしちゃう！！)」
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作者名：なる | 作成日時：2019年12月20日 1時
