溺れてる【さとみ】

27話 ページ28

次の日ーーーー

『んん〜今何時…？6:30か…
重っ…体乗っけられてる…』

さ「どこ行こうとしてんの。」

『ぷわぁ！……起きてたんですか？』

さ「怒ってんの？」

『いえ、べつに？』

さ「怒ってんじゃん！」

『私の心臓は跳ね上がりました。』

さ「ごめんごめん。どこ行くの？」

『朝ごはん作ろうと思って』

さ「何も無いけど」

『コンビニに買いに行ってきます』

さ「は？ダメに決まってるじゃん」

『でもそれだと朝ごはんないですよ？』

さ「んー。あ、じゃあさ､モカの散歩がてらコンビニ行こ。俺もついてくから」

『寝なくて平気？』

さ「うん。いい抱き枕があったから」

『遠回しにディスられた…？まぁいっか。
じゃあモカちゃんのお散歩行きましょ！』

さ「はーい。」

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『モカちゃん可愛い…！そんなよちよち歩いて可愛いねぇ〜？んふふふ』

さ「動物好きすぎでしょwww」

『動物が1番信用出来る。まぁ今1番はさとみくんだけどね！』

さ「はぁ…」

『え。なぜため息。凹むよ？ぴえんするよ？』

さ「ぴえんすんなよwww」

『最近のJK用語ぴえんw使ってみたかったんだよね！使えてよかった〜！あ、朝ごはんどっちがいい？』

さ「今日はパン派です。」

『じゃあ白米で。』

さ「ん？あれ？聞いた意味どこいった？」

『うそうそwパンね。
買い物してくるから外で待ってて！』

さ「え、ついて行くよ。」

『モカちゃん1人になっちゃうでしょ？私やだよモカちゃん1人になるの。』

さ「んー。わかった。いってら」

『はーい！

えーっと…何作ろうかな…食パンと卵とベーコンは当たり前として､私トマト嫌いだからいーやw
あ、卵焼きつーくろ！』

さ「あ、おかえり。早かったね。」

『なんとなくはイメージついてたからね！』

さ「はい。」

『ん？』

さ「荷物。」

『え、いーよ！モカちゃん繋がってるんだから！』

さ「ちょっと語彙力欠けてるけどいーから。全然大変じゃないし。」

『語彙力欠けてるって…(泣)
え、いいの？大丈夫？』

さ「うん。大丈夫。Aには帰ってご飯を作ってもらうから。」

『お、おん…ｶﾞﾝﾊﾞﾙｩ…』

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さ「お、めっちゃ美味そう！」

『焼いただけです( '-' )』

さ「マジレスやめィえ、なんか違う。」

『え？あーただ単にパンを三角形にしたかしてないかだよ。』

さ「三角形がいい！」

『じゃあ切ってくるね！』

さ「ありがと〜！三角形とかめっちゃおしゃれ！」

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