君にLOL! (ページ48)

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お昼休み、チャイムが鳴り終えるのと
ほとんど同時くらいに隣のクラスから
やって来た橘くんと矢部くん。

柊｢んあー腹減ったあ～食おうぜ～｣

龍｢お前ら来んの早くね？｣
昌｢柊生がチャイム鳴った瞬間出ていくんだもん！｣

小林龍二の机の周りを
橘くんと矢部くんが独占して
あたしの前の子の席で音ちゃんが食べるから
いつものように自然と5人集まる。

柊｢あ、今日屋上俺らのクラスの
うるせー女子達が行くって言ってたよ｣

お弁当の用意をし始めると
急に思い出したように言う橘くんに
頭に？を浮かべて顔を上げる

橘くんはあたしの背後の方を見ながら
話している

柊｢つーことでさ！一緒に食べねえ？｣

…？

気になって振り返るとコンビニの袋を持って
ドアの方へ向かっている途中？の
北村くんがいた。

｢え…、｣

昌｢匠海じゃん！え！
昼休みに教室で匠海見るなんて珍し！｣

音｢2人がいつもより教室来るの
ちょっと早いからじゃない？｣

昌｢あー！そういうことー！納得ー！｣

龍｢匠海いつも屋上行ってたの？
柊生なんでそんなこと知ってんだよ～｣

匠｢…別のとこで食べるからいいよ
お誘いありが、｣

柊｢はいはい、んなつまんねーこと言ってねーで
食おうぜ～｣

昌｢匠海と一緒に弁当食うなんて久々だわー！｣

龍｢おれ匠海と食べんのはじめて♡｣

昌｢っしゃ！俺の方がパイセン～！｣

音｢…どこ競ってんの｣

…少し強引な3人にほとんど無理矢理
近くの椅子に座らさせられて
一緒に食べることになった北村くん。